ひらりと舞い落ちてきた白い羽根
東京ではすぐにとけてしまう初雪の羽根
ひらりひらりと舞い落ちてきては水になる
美しいのか悲しいのか分からずに
私は見上げて傘をひらいた
魔法があるなら同じ地獄でもいいから
君が生きている世界に戻りたい
不可逆な事を考えるほど
君は私の魔法のような存在
もう何も聞きたくなくて
もう動けなくて
もう人なんて嫌いになって
独りで泣いていた
そんなトキに君の声がした
前を歩いているから
後ろにちゃんといるから
横で一緒に泣きながら歩こうよ
君のその声に
ワタシハまた歩きだせそうです
君に会った事もなかったけれど
未来は記憶してくれた
私はひたすら下ばかり見ていたけど
未来が記憶してくれてた未来に
君にちゃんと会う事ができたのだから
貴方がどんなに悲しくても笑わせるから
私はまた笑える
貴方がどんなに苦しくても前を向くから
私はまだあきらめない
貴方がまだ生きようとするから
私はココロがなんど砕けても集めて生きるんだ