ゆう

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4/24/2025, 10:27:22 AM

偶然、君に巡り合えたのか
疑り深い私には時間がかかる事を
君は笑い飛ばして壁を蹴破って
運命だと、私に言った

誰にも話さない暗闇を君が話してきた深夜
私はじっと聞きながら似た境遇に運命と
少しだけ思えたんだよ

誰にも話さない暗闇の話を私がした深夜
君は黙って聞いてくれた後によく笑わせてくれ
少しだけまた運命だと思えたんだよ

どうでもいい外野の声がうるさくて
君の声がかき消されて
私の声も届かなくなった時に苦しむ私の手を
君は離してくれた

疑り深い時間のかかる私は
ほら、運命なんかじゃないと
自分に言い聞かせるのがやっとの過去

お互い苦しみの中で巡り会って
お互い苦しみの中で離れてしまった

また君の声がどこかで聴こえるから
聴いた私は泣いていた
巡り会ってももう届かない

勝手にまだ運命だと想って生きてみるよ
遅ればせながら君の巡り巡った言葉を
信じているよ

4/23/2025, 4:01:32 PM

時々、私は家出をする
早すぎる介護と毒親と睡眠不足の毎日から
解放されたいために

いつまもの鞄一つで飛び出すので
行き先も時間も決めてない
さて、どこへ行こう

晴れてる日は青空を見上げながらぶらぶらと
歩くお腹がすく。自分のご機嫌とりのために
いつもは食べないジャンクフードでガシガシ
食べる 。満足。自分のために使うお金と自由


大人になって良かったと一つだけ思えるコト

店をでてまたぶらぶら歩く
バスに乗ろうか電車か誰かに会おうか


帰りが深夜の時もあれば
現実に戻るために夕方にノロノロ帰る


誰かに会う日もあれば
知らない人混みに紛れる日もある

どこへ行こう
自分だけのために時間とお金を使い
贅沢で悲しい1日

そんな日があるからまた私は現実を生きていけ
そんな日があるから私はまた寿命を延ばせる

4/18/2025, 3:53:19 PM

物語の始まりは
いつだって悲劇だ
物語の途中は
いつだって激動だ
物語の終わりは
いつだって感激だ

4/16/2025, 3:48:12 PM

真っ暗な部屋で赤いランプに怯えて
独りで泣いていた一月

いっそ消えたいと頭を抱えた
近くで点滅するスマホの画面に
涙がたまる震える手で押した画面が
白く光る


どこかで遠くの声が響いている
大丈夫だよと光っている
あの時の声がなければ

私はいなかった
今でもあの時のあなたの遠くの声が
私の心の中で光っている



3/28/2025, 10:07:42 AM

夜の闇に呑み込まれそうな深夜
上手く息ができなくなる
近くからカタカタカタカタと音がする
小さな命が何キロも走る音
小さな足音が小さな幸せな朝を呼ぶ

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