君を見つけて、心が躍って
君を見つめて、心が暴れて
君が微笑んで、心が跳ねて
多分私は、君に恋をしてる
告白をしようと思ったけど、喉が詰まって声が出せそうにないや
この気持ちを、そっと、穏やかに、優しく、伝えられたら、いいのにな
あるはずのない未来を思い描いて
誰も予想しない夢を想像して
夢見る私は、今日も君に恋をする
永遠の花束
最初は、たった1人の、小さな芽だった
周りには仲間らしい奴はいなくて、たった1人で生きてきた
たった1人で生きてきたからなのかはわからないが、いつの日からか周りなんて見ずに、黙々と生きてきた
ある日、君に声をかけられて、驚いた
周りには仲間がいて、目の前には君がいた
そこから君と契りを交わし、僕は花束を飾る一つとなった
君がいて、仲間がいて、そして僕がいる
これほどまで嬉しくて、幸せなことだとは思いもしなかった
僕は思った
多分君も、仲間のみんなも同じ気持ちだろう
ー僕達は、永遠で、不滅だ
日の出
山と空の境目から、ちらりと覗く光
キラキラとした光が、空気のちりや埃を、神聖な光で包み込む
まるで天使が舞い降りたかのように、キラキラと舞う
隣を見ると、天使の横顔
今年も、いい一年になりそうな予感がする
この天使が隣にいてくれたら…
真っ暗な、四角い部屋
その片隅で、うずくまっている子供
部屋の中には何もなくて
窓もカーテンも扉もない
そこにいる子供は、肩を振るわせて泣いている
「もうやだよ」「疲れたよ」「叩かないで」「切らないで」「話を聞いてよ」「大きな声を出さないで」
苦しみを避けたくて、辛さから逃げたくて、必死に訴えても、苦しそうに泣いている
心の僕は、泣いている
暗くて、狭くて、何もない部屋で、涙と、悲痛な叫びだけを流している
この、色をつけてくれた君の日々を、輝いたこの日々を、終わらせないで
君が始めた、この日々を、君が終わらせないで
どうか、ずっと私の日々に、色をつけていて
なんて、言っても。君は言ってしまうだろうから
私は笑顔で、君の背中を見つめるだけ
私は笑顔で、この日々を終わらせるだけ