この世界に、意味のあることってあるのかな
急に変なこと言ってごめんね、ただ、気になってさ
多分、もともと意味のない行為だったんだよきっと
その事柄たちに、僕たち生物が、勝手に意味をつけただけなんじゃないかなって
僕たちが生きている意味は、僕たちが決めるんでしょ?
僕たちが仕事をする意味も、僕たちが決めるんでしょ?
君も僕も、彼も彼女も、鹿も犬も猫も、花も木も雑草も
みんなが勝手に、この世の事象に意味をつけただけ
神様が決めたんじゃない、神様が決めたのは、多分この世界の物理法則だけ、意味なんてないんじゃない?
まぁ、それでも、こんな意味のない世界でも、生きていたいと思うのは、生き物だからなのかな
まぁ、僕の生きる意味は、君がいることだけどね
僕もつくづく、勝手だよ
今日は朝から雨だ
外を見ると、ちゃんと雨が降っている
しかし、不思議なことに、音がしない
ザーというわけでもなく、サーという音でもなく、しとしとでも、ごうごうでもない
本当に、雨がものに当たる音がしない
外に出てみても、音がしない
というより、音が自然すぎて、日常を過ごしていると聞こえる音の中の一つに感じているだけかもしれない
今日の雨は、気持ちが暗くはならない
どこまでも、深く、温かい優しさに包まれるだけだ
今日の雨は、柔らかい雨
ただただ柔らかく、温かい、そんな雨
今、世界で数えきれないほどの人が、眠りにつこうとした
それは、夜が訪れたからであったり
はたまた、疲れてお昼寝をしたくなったのかもしれない
他の眠りにつく人だっている
その人たちは、次にいつ目を覚ますのだろう
この地球で、いつ目を覚ますのだろう
2時間後かもしれないし、明日の朝かもしれないし、半日眠っているかもしれないし、もしかしたら、もうこの世で目を覚まさないかもしれないし、来世で目を覚ますかもしれないし
だから、もしかしたらもう会えないかもしれない
そうなる前に、あなたが寝てしまう前に
これだけ言わせてね
ありがとう、愛してる
って
今までの人生は、未来が真っ暗で
これから先も、この大人たちに支配されていくのかと思っていた
だけど、光が現れた
その光は、僕の未来を照らし、僕を明るく、温かく照らしてくれた
僕は、変わった、あの光のおかげで
この人生は、昔の僕とは同じだけど違う、もう一つの僕の物語
…愛言葉って何
なに、カッコつけてんのか知らないけど、あんた、結構イタいよ?
…ちょっ、耳元で好きっていうのやめて?くすぐったいし、恥ずかしいし…
だから!やめてって!なんで耳元で囁くんだよ!
いや、大声で言って欲しいわけでもないけど!
…いやね?嬉しいよ?嬉しくないわけがないじゃん?
ただね?耳元で囁かれると…恥ずかしいっていうか…
ヒャッ!
だから!もう耳元で…もう知らない!
ッ、何!?急に抱きしめて…ごめんって…別に怒ってないし、ただ、少しびっくりしただけで…
…もう、耳元で囁くのやめてくれる?
やめる?やめるって言ったね?信じるからね?
…全くもう…本当に、なんていうかさ…
ひゃぅ!だから!もうやめてって言ったじゃん!
ばか!
…もう、
『私も、好きだよ…』
あぁ!恥ずかしい!もう終わり!