9/20/2024, 6:44:14 AM
お願いだから
私とあの人の時間を、これ以上奪わないで
あなたが止まれば、私たちの時間は永遠
だから、どうか
あの人が死んでいく時を、もう過ごしたくない
なにもできない私が、あの人の苦しむ姿を見て、泣いているだけの時間なんていらない
どうか、時間よ、止まって
9/12/2024, 4:26:04 AM
朝のアラームが、私を眠りの海から引き上げる
スマホの画面を見ると、9/12日と表示されている
ベッドから這うように出て、リビングへ
リビングの壁のカレンダーは、一昨年の12月のものだ
そして、12/25日に「デート」という一言が、赤い丸で囲われている
君が12/25日に、僕に別れを告げてから2年
リビングのカレンダーは、一枚もめくれない
9/11/2024, 12:04:26 AM
喪失感
私の胸の中に、ぽっかりと穴が空いたかのような
何かが、私の普通から欠如しているような
そんな感覚
今まで感じたことのない、初めての感覚
これを、喪失感と言うのだろうか
あなたがいなくなって、私は何もできなくなった
あなたのために頑張った家事も、仕事も、美容も、
全部無駄に思えちゃって
あなたがいなくなったせいで、私は、
9/7/2024, 10:35:09 AM
蝶のように、ひらりひらりと舞って、あなたとずっと踊りたい
ふわりふらり、綺麗な花畑の上を、華麗に舞う蝶のように
…それができたのなら、どれほど良かったのか
あなたはもう、白い羽を持って、空へ舞って行った
なぜ、私を置いて、花畑へ行ってしまったの…?
9/6/2024, 11:40:25 AM
出会いの時を告げる、学校の正面玄関の大きな時計
青春の時を告げる、教室の黒板上の時計
別れの時を告げる、みんなの心の時計
それぞれがそれぞれの時を告げる、それぞれの時計を持っている
その時計の進み方は同じでも、色も形も表示形式も全く違う
それでも全部、素敵な時を告げる、素敵な時計
それぞれが歩む、自分の時間、それはそれは綺麗な時間だ
誇りを持って、胸を張って歩もう