冬華(トウカ)

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8/21/2024, 11:02:27 PM

鳥のように、どこまでも広く、狭いこの空を飛んでみたい

鳥のように、どこまでも深く、浅い、この空を飛んでみたい

私が鳥になっても、今の人のままでも、この空の向こう側は行けないし
私がどんなものであろうと、海は渡れないし
私がどんな格好をしようと、県境は越えられないし

まぁ、言っちゃえば、めんどくさがりなのと、臆病なだけなのだけれど

この空の向こうは、この海の向こうは、この線の向こうは、この先の空間は、
果たして、どんな世界が広がっているのか

行く気もないのに、ただ想像して、気になって、
でも結局行かない

そんな私は、今日も心の中で、鳥になる

8/20/2024, 10:46:24 AM

さよならを言う前に
何も言わないで欲しい

さよならの前に何か言われると
心の奥に閉じ込めたはずの気持ちが、
熱い、熱い、恋心が
カッと燃え出して、出てきてしまうから

さよならをするときは
またね、じゃなくて、さよならがいい

またねって言われると、まだ、もしかしたら、って
考えてしまうから
期待してしまうから


だから、ね
君が、どんなさよならを告げようと
どんな形で、さよならになろうとも


さよなら


その一言で、終わらせたい
















「…さようなら」

8/20/2024, 2:15:16 AM

昨日の空模様
今日の空模様
明日の空模様

一つもおんなじものは無い

毎日が、新しい空模様

何気ない日常も、変化してる

8/17/2024, 11:36:56 PM

もう、あなたのことなんて忘れたい
あなたのことを思い出したくない
あなたの姿を思い出すと、悲しいだけだから

だから、あなたのものは全部捨てた

でも、家のキッチンとか、お風呂場とか、寝室とかにいると、あなたを思い出しちゃうから、引っ越した

でも、ふとした時にあなたを思い出す

なんでだろう、最低だったのに
あなたなんて、今思えば最悪な人だったのに


いつまで経っても捨てられない
あなたとの楽しい思い出

私の頭の中で、いつまでも輝いている

8/12/2024, 11:05:17 PM

君の音は、世界で1番美しい
純氷のように透き通り、しかし、決して弱くない、芯のある音
いつも君の音は、悲しそうだった
泣いているような、そんな音
でも、美しかった

今でもこの耳に、君の音は残っている
しかし、君はもう、目の前にはいない

君だけが、君の音だけが、生きがいだった僕は
静かな夜の海に、うたう
僕自身が、音となり、君の元へ、届くように

じゃぶ、じゃぶ

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