君の音は、世界で1番美しい
純氷のように透き通り、しかし、決して弱くない、芯のある音
いつも君の音は、悲しそうだった
泣いているような、そんな音
でも、美しかった
今でもこの耳に、君の音は残っている
しかし、君はもう、目の前にはいない
君だけが、君の音だけが、生きがいだった僕は
静かな夜の海に、うたう
僕自身が、音となり、君の元へ、届くように
じゃぶ、じゃぶ
私たちの終点
それってどこなんだろう
生命の活動が終わった時とか、みんなにに忘れられた時とか、大切なものを失った時とか
人によっていろいろあると思う
結局、明確な答えってないし、本当の終点ってどこなのか、結局わからない
でも、僕らの人生は始まっている
始まりがあれば、終わりがある
その終わりは、いつ来るのか、どこにあるのか、そんなのわからないけど、いつか絶対に来る
その終わり、終点までに、悔いが残らないような、楽しかった、満足した、と、思えるような生き方をしていきたい
そう思いながら、今を生きてるんだ
君は?
上手くいかなくたっていい
上手くいかないことの、何が悪い?
上手くいかなかったってことは、君が、君たちが挑戦できた証じゃないか
上手くできなかったから、なんだ?
「ダメダメだ」「もう僕には、私には無理だ」
そんなこと思う必要がない
誰だって失敗する、上手くいくことのほうが少ない
別に一回上手くいかなくたって、いいんだよ
十回も上手くいかなかった?別に、次があるじゃん
一回失敗したら、何がダメだったのか、どこがいけなかったのか、考えてみる
その次では、そこを改善してからやってみる
その繰り返しで、いつか上手く行くんだよ
わざわざ上手くいかなきゃいけないわけじゃない
上手くいかなくたっていい
大事なのは、上手くいかなかったその次を、どんなふうにするのかなんだと思うんだよな
幸せな時間は、どんな形であろうとも、いつか壊れる
人生最大の幸福は、些細な不幸で一気に崩れる
そして、その幸福や不幸は、僕たちが生まれた時、つまり、僕たちの最初から、プログラムのように決まっているのかもしれない
もしかしたら、そうじゃなくて、
生まれた時には、さまざまな選択肢が目の前に用意されていて、それを自分で選んでいくのかもしれない
それは、僕たちにはわからない
だけど、一つわかるのは、終わりがあること
これは、最初から決まっていること
この世界の生き物の、ルール
その終わりが来る前に、悔いの残らない選択を選んでいれたら、なんで思う
あなたのつまらないことでも
私がやっていると、嫌な顔を一つもせず、付き合ってくれる
あなたが嫌いなことでも
私が嫌がると代わりにやってくれる
あなたが苦しいことでも
私も苦しいとその苦しみから守ってくれる
あなたにばかり、無理をさせてる
だから
だから、私も一緒に抱えたい
一人で抱えることはできない、ごめんなさい
でも、二人で抱えることは、あなたを支えることは、できる
それならいくらでもやる
私が死んでも、あなたは死なせない
それが私でしょう?
「ありがとう」?
何を今更、そんなのこっちのセリフよ
これから私も抱えるから
あなたも辛かったら、私に寄りかかっていいのよ
て言うより、寄りかかりなさい
命令よ
私はあなたの椅子になるし、ベッドになるし、サンドバッグになる
そのくらいの覚悟は持ってるのよ
そうじゃなきゃ、妻なんて、やってらんないわよ
愛してるわ