空蝉

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6/6/2024, 1:29:09 AM




誰にも言えない秘密

「 。」


6/4/2024, 3:02:45 PM



『狭い部屋』

俺は本当だめだよなぁ。
田舎からギター1本持って上京して、
大した金もなくてやっと借りれた部屋も狭くて
こんな部屋だと俺とお前とギターだけで
いっぱいいっぱいなんだよな。
あの日お前を追えばよかったんだ。
夢ばっか追ってないで。
夢じゃなくて、お前だけを見てればよかった。

 

6/3/2024, 3:01:08 PM


恋に落ちた時から既に失恋してるんですよ。
こちとら母数が違うわけで、少数派なわけで。
なんとか本気にならないようにって。
もうその時点で恋してるわけなんですけど
見ないふりしないとあまりに辛いんですよ。

失恋




6/2/2024, 3:10:23 PM

正直


君とあいつってどうなの。正直お似合いじゃないし、
あいつと居る時の君は好きじゃないよ。
君ってもっとクールな感じだったじゃない。
そんなに笑う子じゃなかったじゃない。
僕には引き出すことが出来ないその笑顔が
眩しくて眩しくて、見てられないよ。
だけどね、
あいつの隣にいる君は本当に綺麗だと思うよ。


6/1/2024, 12:43:19 PM

『梅雨』

僕はこの季節が嫌いだ。
服も靴もびしょびしょになるし、ジメジメするし
頭は痛いし、なんとなく気怠いし。
今ではこんなに嫌いなこの季節も
ほんのちょっとだけ好きな頃があった。

あの頃、僕達はなんでも出来る気がしてた。
なんにでもなれる気がした。
頑張れば夢は叶えられるもんだと思ってたし、
空も、今よりもっとずっと近かった。
とにかくあの頃の僕達は幼かった。良くも悪くも。
庭に咲いてる名前も知らない花も可憐に見えたし、
あの子が世界で一番可愛く見えた。
今となっては顔も名前もはっきりとは思い出せないが。
あの子のからから笑う声が好きだった。
特徴的な少し掠れた声をしていた。
あの子が僕の名前を呼んでくれるのが好きだった。
あの子が呼ぶと僕の名前もなんだか特別に思えたんだ。

あの子は雨が好きだった。
雨の日は、傘もささずに外を走り回っていた。
雨の日の特別テンションが高いあの子を見るのが
僕は好きだった。
笑うあの子をずっと見ていたかった。

この季節が嫌いだ。
服も靴もびしょびしょになるし、ジメジメするし
頭は痛いし、なんとなく気怠いし。
それに、 またつまらない過去を思い出してしまう。

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