1/11/2023, 4:52:20 PM
寒さが身にしみて
心まで凍ってしまいそう
冷たい私の瞳には
貴方はとても暖かそうに見えるのです
ああ、あなたが私を解かしてくれたら
どれほど幸せだっただろうか
1/10/2023, 5:20:29 PM
20歳の扉を開ける。
か弱いあの頃の私とさよならして
ひとりじゃ何もできない私とさよならして
たった一人で踏み出す未来には、何が待っているんだろう。
少し進むと、一人の大人びた少女が現れた。
「貴方はひとりじゃない」
そう言って、少女は後ろを指さした。
振り向いた先には、よく見知った顔があった。
家族、親友、かつての恋人、喧嘩別れした友達……
私は思った、そんなの嘘だ、と。
大人になるって、自立するって、一人で何でもできるようになるってことでしょう
少女は言った。
「忘れないで。貴方には今までのあなたをつくってきた人たちと、これから先を一緒に歩んでくれる人たちと、たくさんいるの。それを忘れたとき、貴方は、死ぬわ」
少女は前を向くと、そのまま真っ直ぐ歩いて行ってしまう。
何となく、その後ろ姿は自分自身に似ているような気がした。
「貴方は、生きて……」
1/9/2023, 2:19:54 PM
月は美しいものの一つだと思う。
かけた月も、いつかはみちる。
見えないだけで、そこにある。
月を見ると、あなたのことを思い出す。
かけた心は、なくなったのではなくて、見えなくなっただけ。
もしまだそこに残っているのなら、
私はあなたにもう一度会えるだろうか