1/6/2023, 11:24:02 AM
君と一緒に
ひとりが好きだった。
あなたが隣で
カラカラと笑うまで。
ひとりが嫌いだった。
誰にも言えない我慢が
積み重なっていくから。
2人が好きになった。
私が隣に立つたび
あなたが喜ぶから。
1/5/2023, 10:50:01 AM
冬晴れ
ただ水が欲しい。
宵越しのペットボトルを情緒なく飲み干していたのに、外がやけに眩しくて、私はそんな天候に飲まれてしまった。
そうだ、少し洒落たカップに紅茶を入れよう。
突然、私は思い立った。
いい天気だ。
窓辺の掃除はさぼっているけれど、このまま貴族のような朝を過ごすのも悪くない。
葉の名前なんて見ない。良い香りがするだけ。
一口啜って、私は微笑んでいた。
それは誰も知らない笑顔だった。
1/5/2023, 10:14:36 AM
幸せとは
自分が今の人間であることを許せた時。
1/4/2023, 11:24:04 AM
日の出
眩しいのはきらい。
そう言いながら、心底清々しそうに
カーテンを開けた。
空はまるで作り物みたいに青かった。
影が濃くなって、雲はどこにもなくて。
「よかった」
小さく聞こえた安堵が
始まりを彩った。
1/2/2023, 10:18:19 AM
今年の抱負
健やかな気持ちで忙殺されること。