失われた時間
人によって失われた時間は、どんなものかきっと違う。
幼少期、無駄な日を過ごした時、娯楽を楽しんだ日。
きっと色々あると思う。
でも、どんなことしても時間は失われていく。
こんな文を書いてる間も時間は過ぎていく。
何をしても自分の責任。
悩むのも楽しむ時間も人の一生は有限なんだ。
その時間の使い方で間違いじゃなかったと思えるなら
きっといいんだと思う。
子供のままで
結婚して5年近く、旦那は今日もご飯を残す。
「お前の料理美味しいよ。でもお袋の味にはかなわないんだよな…」
そう言って中途半端に食べては今日も残す。
結婚して家事も半分ずつやろうって話してたのに、結局私が一人でやってる。
私も働いているのに、俺は仕事で疲れてるんだよと家事をやる気配すらない。
家に帰るなり飯は?と聞いてくる夫に腹も立つ。
私が具合が悪い日も俺の飯は?と聞いてくる。
しかもお袋の味がいいと残すこいつに、ほとほと愛想も尽きた。
この先の人生こいつといるのに耐えれるだろうか…
そう考えた時、離婚しようと決意した。
出会った時は素敵で大人のように見えた、結婚してみれば図体ばかりがでかくなった、ただ子供だ。
私は子供じゃない。
子供のままでいるこいつを一生面倒なんて見たくない。
だから今日はあなたの大好きな料理と共に緑の紙も準備した。
愛を叫ぶ。
『あなたをずっと愛させてください!!』
そんなことを私にそう叫んだ貴方はいったいどこへいったのか…
今は新しい相手と楽しそうね。
病めるときも健やかなるときも愛するとか神の前で誓ったのにね…
私はこれ以上惨めな思いもしたくない。
私には貴方の愛なんて必要ない。
私は私しか愛さない、他の何ものをいらない。
「愛なんて虚構だわ」
私はそう囁いた。
忘れない、いつまでも
自分が失敗した恥ずかしかったことはさ、何年経っても色褪せることなく覚え続けてるよね。
むしろ忘れる方が幸せな気がする。
初恋の日
初恋の日は10月30日らしい。
でも、初恋の日はきっと人それぞれ何だと思う。
この世界には沢山の人がいる。
なら、きっと誰かが、誰かを好きになった日は違う。
それは、ふとした瞬間に見た笑顔かもしれないし、優しくされた時かもしれない、将又一目惚れかもしれない。
きっと誰かが、誰かを好きになった理由は違うんだと思う。
実る恋もあれば、実ることがなかった恋もある。
でも、あなたが想った初恋はきっと間違いじゃない。
いつかきっとあなたの大切な思い出にきっとなるから。