お題:イブの夜
仕事でお客さんに売るチキンを大量に作った。
この日は嫌になるほどいつも以上に人が多い。
自分もチキンを食べたいと思ったが、物価の高騰で懐が寒い。
世の中いつ入用がいるか分からない、特に一人暮らしだと頼る宛がないから貯金しておくのが無難だろう。
「A君チキン買わないの?」とお局様が言う。
「自分仏教徒ですから関係ないッスね」と信仰もしてない神を言い訳にシフトが終わりすぐ帰宅した。
帰宅して食べたものは一玉30円ぐらいのうどん玉で作った具のないうどん。
世間ではクリスマスのご馳走を食べているのだろうか?
風呂に入り、少し早いが床についた。
「さて、明日の仕事のために寝るか…」
世間ではクリスマスイブをたのしんでいるのだろうか?
かなり虚しいイブの夜におやすみなさい。
お題:プレゼント
世間ではクリスマスイブだ。
皆さんはクリスマスのサンタクロースは何歳まで信じていただろうか?
僕は残念ながらサンタクロースを信じたことはなかった。
理由は簡単クリスマスの日にプレゼントを貰えたことがなかったからだ。
良い子にしていれば貰えると聞いていたが、良い子であろうとした。
まぁ一度も貰えなかったが…
「なぜ僕の家にサンタさんは来ないの?」と兄聞いた。
「サンタは煙突の無い家に来ないんだぞ」と返事をしていた。
まぁ小学生になるとプレゼントを皆が貰ったと話すのを聞いてそうじゃないことを知り、サンタの正体は親なのだろうも推論を立てた。
我が家は貧乏だった、プレゼントを貰うことなんて全然なかった。
もし、サンタが親でなければ裕福な家庭の子しかくれない嫌な奴になってしまう。
だから親なのだろうと思った。
大人になって友人にプレゼントをよく贈るようになった。
プレゼントを友人の貰えたときの喜んだ姿か好きだった。
けれど、友人はプレゼント貰えるのが当たり前と思ってるのか、だんだんとお礼を言うことが少なくなった。
「どうやら自分は、プレゼントあげるのも貰うのもついていないらしい…」
プレゼントを贈るのはもう家族だけにしようと、僕は強く思った。
プレゼントって嬉しい筈のなのに、悲しいものになってしまった。
どうか、あなたはプレゼントを貰えても当たり前と思わないように。
お題:ゆずの香り
寒くなると、ゆず関連の商品が増える。
料理や飲み物にアクセントとして含まれるゆず。
冬至のときにお風呂に浮かべるゆず。
ゆずの香りがして良い香りなんだろう。
日本人とゆず切っても切れない関係何だと冬は思う。
お題:大空
どこまでも続いてる。
色んな天気があるから、同じ大空はない。
空を自由に飛ぶ鳥は、大空をどう思ってるのかが知りたい。
叶うなら自分も大空を泳ぐように飛んでみたいものだ。
お題:ベルの音
この時期はベルの音をよく聞く。
最近は夢にまで、ベルの音が聞こえ職場でチキンや関連商品売る夢を見る。
この時期のクリスマスベルの音は絶望のファンファーレにしか聞こえない。
もうすぐクリスマス…
いったいどれだけのチキンを準備しないといけないのだろう……
リンリンと愉快になるあの音がこの時期は本当に憎い。