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11/5/2023, 6:31:33 AM

お題:哀愁をそそる

 学校帰り、ホームで電車を待ってる時隣のサラリーマンが電話していた。
 僕は内心うるさいなと思いながら、漫画を読んでいた。
最初は嬉しそうな声で電話していたはずのサラリーマンは、次第にどんどんその声は暗くなっていた。
 通話は終わったようだ。どうやらこのサラリーマンは今日出張から戻ってきて家族から、「ご飯ないよ」とでも言われたのだろう。
 サラリーマンの電車を待つ姿はどこか哀愁をそそるものがあった。僕は家に帰って親孝行でもするかと思った。
 しかし、ふと思い出した、そういえば父さん達今日から二泊三日の旅行だった。
家に戻っても一人飯で夕飯だ。
「帰りにどこかで飯食べて帰るか…」
 何となく、ひとり飯の寂しさを感じる夕暮れのことだった。

11/4/2023, 6:43:35 AM

お題:鏡の中の自分

 鏡の中の自分は、笑ってる。
おかしいな、私は今悲しい筈なのに…
鏡の中の自分は笑ってる、でもその笑顔はどこか醜悪な笑顔だ。
鏡の自分は見ていて何だが気持ちが悪い。

 あれ、そもそも私は今笑ってる?
可怪しい、可怪しい、絶対に可怪しい。
だって私今涙が頬を伝ってるのに! 
今私が見ている鏡の中の自分は何なの!?
もう一度見ると鏡の中の自分は、泣いていた。

あれは何だだったのだろう

11/3/2023, 5:27:16 AM

お題:眠りにつく前に

眠る行為は、死の疑似体験ような気がする。
眠ってる間、魂はどこにいくんだろう。
死は怖いけど、眠りにつくようなものなのだろうか?
眠りにつく前にそんなことを考える。

また明日がくることを信じておやすみなさい。

11/2/2023, 5:58:31 AM

お題:永遠に

永遠にと思うのは普通のことだと思う。
人間は基本死が怖いとものだと思う。
永遠に近づきたいから、愚かな過ちもしてきたのではないか。
短い人生を生きてる私にも分かることだが、永遠にというものはほぼ確実に存在しない。
命や物それに知識だって永遠には存在しない。

私達が見ている星も遥か昔から存在するが、それでも永遠ではない。
星がそうなのだから人間如きが永遠を手にすることは出来ないのだ。

永遠にと願うより、今をどう生き、死に向き合うのかが大事なんだと思う。

11/1/2023, 2:44:44 AM

お題:理想郷

僕は夢見て生きている。
分かったことはこの世界には理想郷何てありはしないことだった。
果たして僕の他にもこの世界には人は居るのかな…

誰かと話したい、誰かに必要されたいよ。
独りでは争いは起きない、けれど孤独は苦しい。

みんなと泣いたり、笑ったり、怒ったり、できる世界。
僕にとってそれが理想郷だ。

今日も僕は孤独に生きている。

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