「この刀は、桃を切り、鬼を斬った伝説の刀だ」
そう言って鞘から刀身を抜き刀掛けにそっと掛ける。
「唾を飛ばさないように口を閉じてご覧下さい。開くのは御法度です」
隣の人が刀に寄ってその美しい刀身を鑑賞する。
次は自分の番だ。
本当に美しい刀身だが、先に言っていた事は本当なのだろうか?
(美しい)
桃太郎の刀は実際どのくらいの代物だったんだろう?
おかえり、僕らのアリス
アリス
僕らのアリス
あなたの腕を足を首を声を僕らに下さい
あなたを傷つけるだけの世界なら捨ててしまって
ちぎれた体は狂気に包まれて穏やかに眠る
アリス
僕のアリス
きみの腕を 足を肉を 命を僕にください
僕だけのアリスになってくれるのなら
もう誰にもきみを傷つけさせない
きみは僕の中で永遠の夢を‥‥
アリス
僕のアリス
あなたの腕を足を首を声を僕にください
あなたを傷つけるだけの現実なら捨ててしまって
もうこれ以上、誰にもあなたを傷つけさせない
永遠の場所へ連れて行ってあげる…
私はアリス
あなたたちのアリス
私の幸福があなたたちの幸福だと言ってくれるのなら
私はいくらだって幸せになるから
久しぶりに開いたアプリのオープニングムービーを見ながらどうしてこの世界は歪んだのか?を考えていた。
(どうしてこの世界は)
アプリ『歪みの国のアリス』を久しぶりにプレイしながら。
いつぞやの灰を撒いて花が咲くようになった桜の木はもともと枯れ木で、いつもの散歩道の目印だった。
もう花は散り終えて葉桜になった木の下をゆっくり散歩する。
犬の白と君と歩いた道、いつもの散歩道。
1人で歩くのは寂しいものだ。
婆さんや、早く温泉旅行から帰ってきておくれ。
(君と歩いた道)
花咲かじいさんのオマージュ、今日は泊まりですよと言われているけど寂しい爺さんの様子。
機織り機をギーバッタンギーバッタンと動かしてどんどん着物の布を織っていく。
仕事は仕事なのだ。
結婚して夫婦になったといって仕事を怠けてはいけない。
夢見る少女のように甘えてばかりではいけない。
夫も牛飼いとしての仕事をしっかりこなしている。
父である天帝も2人の仕事ぶりに感心しているようだった。
(夢見る少女のように)
彦星と織姫のオマージュ、怠けず働いて引き離されなかったバージョン
「宇宙の果てまでさあ行こう」
ん?なんか違う?
「さあ行くぜ、じゃないっけ?」
「さあ行くべ、だわさ」
「さあ行きゃあ、だってば」
「さあ行かざあ、だに」
うん、みんな絶対違うってわかって言ってるよね?
(さあ行こう)
トイストーリーの台詞ど忘れからの悪ノリ大会の様子。