ぽんこっぅ

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5/22/2025, 12:17:07 PM

京の都に現れた鬼を倒し獲た打出の小槌、願いを込めて打てばその願いが叶うということで一寸法師は姫様に打出の小槌で打ってもらいました。

翌日、一寸法師は身長が伸び少し大柄な姿になっていました。が………
「やだ〜これが私ぃ〜〜、どんだけぇー」
そうです、何故かオネエになっています。
昨日の小さくも勇ましい姿は微塵もなくなってしまいました。
「昨日と違う私も良いじゃないの〜」
一寸法師は何故かそれを受け入れオネエとして生きていくようです。
(昨日と違う私)

一寸法師のオマージュ、一寸法師or姫様の願望が混ざったって事かな?

5/21/2025, 12:42:53 PM

その豪華客船は大量のお客様と乗組員を乗せてイギリスからアメリカニューヨークへ向けて出航した。
しばらくは順調で退屈な穏やかな海を進む。

これから流氷がある海域へと向かう為乗組員は最適化された配置で緊張をもって作業を開始しだした。
監視塔から進行方向に流氷発見の報告がいくつかきた。
流氷を大きく迂回する航路にすぐさま切り替える。
スコッチ式ボイラー24基が蒸気タービンをガンガン回し船速を安定させる。

しばらくして緊張の海域から抜けたとの報告があがる。
その報告と同時に日の出が船体を照らす。
Sunrise、日の出、無事に目的地へ誘う光は暖かく見守るのだった。
(Sunrise)

タイタニック号のオマージュ、沈没しなかったバージョン

5/20/2025, 12:16:21 PM

ドンドン!!と季節外れの早打ち花火が上がる。
どこかでお祝いでもしているのだろうか。
まぁ俺には関係ないなと、いつもの様に釣竿と籠を持って海へ向かう。
今日は凪だろうから岬の先端まで行ってみようかな等と計画を練りつつ海岸線まで来た。
未だ花火は何発も打ち上がり空に溶けていく。
打ち上げ台のある砂浜は人集りがあり近付けそうもないし、近寄る道理もない。
さぁさぁ釣りをしよう。
(空に溶ける)

浦島太郎のオマージュ、こんだけ騒がしい日もあるだろうな。

5/19/2025, 12:21:44 PM

山姥に捕まってしまった小坊、お師匠から御守りにと渡された3枚の御札を使うタイミングを見計らっています。
とにかく、山姥の視線から隠れなければなりません。
そこで考えた小坊は言いました。
「厠に行かせてほしい」
山姥はすぐに答えます。
「駄目だ。厠に行くふりをして逃げるのだろう?」
そこから押し問答が始まりまして
「逃げないから厠に」
「駄目だと言っているだろう!」
「どうしても?」
「どうしても!」
「じゃあここで漏らしてもいい?」
「漏らしたらすぐに食ってやる」
「漏らして汚いのに食うの?本当に?」
「そりゃ洗ってから食うさ」
「どうしても…食うの?」
「ああ食うさね」
「どうしても?」
「どうしても!!」

そんなやり取りをしている内に本当に厠に行きたくなった小坊、漏れそうなのを我慢して冷や汗だらだらです。
(どうしても…)

3枚の御札のオマージュ、もうどう足掻いてもピンチしかない小坊の様子。

5/18/2025, 12:11:12 PM

おばあさんがいつもの様に川で洗濯をしていると上流から桃が流れてきました。
「大きな桃だ、おじいさんと一緒に食べようかね」
おばあさんは桃を拾い上げました。
その時、上流からおじいさんが流れてきました。
「おやおや、楽しそうに流れておるわ」



「いや、まってマッテ待って!!おじいさん流されちゃったよ!!?」
慌てたおばあさん、何か掴まる物をと持っていた桃をおじいさんに向かって投げましたとさ。
(まって)

桃太郎のオマージュ、おじいさん流されたし桃は投げちゃったし、この後どうなるんだろうか?

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