オリオン

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11/16/2024, 2:11:08 PM

はなればなれ
はなればなれ…なんて寂しいひびきだろう。何か明るく前向きになるような言葉は出ないものか…。
私と彼は生まれる前、天国で1つの生き物でそれぞれが生まれる場所を見つけ、記憶を無くし離れ離れになりお互い分からないまま生まれ落ちた。後から聞けば似たような境遇でそれぞれ育ち、出会うべくして出会った。運命を初めて理解した時だ。初めて目が合った時、カミナリが落ちたかの様に全身に電気が走りひと目でわかったのだった。私のカタワレだ!と。彼はどうだったのか、わからないねと言うけど。信じ難いけど本当に体験した事なのだから疑いようが無い。赤ちゃんの時並んでたらしく、あれから60年が流れ多分死が2人を分かつまで一緒に生きるのだろうと思う。ケンカ振るのはいつも私。すぐ忘れるのも私。もしかして死ぬ時も一緒なんだろうか?そして離れ離れになり、あの世で出会うのか。現世では何を学び、どんな徳を積んだのか、話し合うのだろうか?一番は貴方のお陰で修行させて頂き成長させてもらえたことが嬉しいとお礼を言うつもりなのだけど、今は言わずにおきましょう。
多分来世でも夫婦の様な気がしますから。

11/15/2024, 12:41:04 PM

子猫
あの子、子猫みたいね。
なんて漫画みたいなセリフ、今時言う人がいるんだろうか?
そもそもどんな子よ、子猫みたいって。子猫に罪はないけど、良い意味?なの?可愛い感じ?会ったことないから分からないけど、自分が言われたら嬉しいのかな?猫でも犬でも子供は可愛いのは認める。まぁ人間の子供も可愛い子は居るこたあ居る。私も鬼じゃないから素直に認めるけど正直に言えば苦手です。動物も人間も、可愛い子猫さえも…。
生き物全てが苦手です。心の奥で残酷に感じられるときがあるのです。なんの感情も無い冷え冷えとした渇いた空気が奥の方から少しだけ覗きます。私はやはり鬼なのでしょうか?優しい笑顔、思いやりの声、温める仕草の手、全身で心配し全霊で尽くしている様に感じられる様に…両手で優しく包んであげましょう、怯えている子猫ちゃん。貴方は私を見抜いているの?だから震えているの?それならば教えて欲しい、私は何者?

今これを書いてることが生きがいになってる。まだ自分の事が分からないから、分かるまで掘り下げるにはこの言葉にするということ。自分でも気づかなかった想いがどんどん溢れてくる。結末も意外で自分でも驚くことがある。そしてあまりにも私は人間は奥が深く底なし沼のようだ。小さいつまらない人間だと思っていたけど、その深淵は遠すぎてたどり着けそうもない。誰も知り得ない暗渠には何が埋まっているのだろうか?恐ろしくもあり楽しみでもある。私と一緒にもうしばらくお付き合いくださいませ。

11/14/2024, 10:31:41 AM

秋風
それは清々しいものなだろうか?
それは寒々としたものだろうか?
それは私を責めているものなのだろうか?それは私を心身共に冷ましてくれるものだろうか?
自分の体を両腕で抱き、足元を見ながら全身で包まれようか。それとも
顔を上げ髪の中に風を潜り込ませ左右に頭をふってみようか。すれば哀しみや迷いを風が連れ去ってくれる、そんな気がして。少し大きく息をして冷たい風を胸の奥まで染み込ませ両腕を開いて無理をしてでも顔を上げよう。
前を向こう。
風の中に歩きだそう。
私はこれでこのままで、ありのままで、どうしようもない情けない自分のままで、いいじゃないか。もう赦してあげても。
ずっと赦せなくて責めて追い詰めて苦しくて死ねなくてもう少し生きていたくて。
あらゆる方向から吹き付けてくる冷たい風が、もうすぐ厳しい冬が来るよ、覚悟は良いかい、耐えて頑張って生き抜けば必ず春はやってくるから…と。きっと生きていて良かったと思えるからと秋風は背中を押してくれる。

11/13/2024, 11:42:09 AM

また会いましょう
またね~。じゃあまた!。またいつか❢。ほんとに?またがあると思ってる?本心からまた会いたい人?言葉だけが浮いて漂って雲のように消えて行く。でも、もう会えないとわかっていても言う時がある。これが今生の最後の別れを覚悟して、この言葉を噛み締めて発するとき、言葉にならないあふれる想いが胸を締め付けて、心ではどうどうと涙が流れていても決死の覚悟で笑顔を作り、また会いましょうと、心を込めたこともわからないように軽やかに去るのです。何度も何度も振り返り、貴方も同じ様に振り返るたび目が合って笑いあったね。またね、と。

11/13/2024, 7:44:28 AM

スリル
貴方はスリルを味わいたい?
それとも穏やかに心震えることなく静かに生きていきたい?一寸先は闇、未来のことは誰にもわからない。出来るだけリスクを避けて慎重に進む人もあれば、行き当たりばったり、思いつくまま己の欲望の赴くままに生きる人もあるでしょう。予測してあらゆる可能性を想像する能力があれば、この世の中を生きていくのはスリル満点ではないだろうか?予想通りになることは少なく、思い描いた未来ではなく、何故こんなふうになってしまったのかと今居る自分の立ち位置がとんでもなかったり。良くも悪くも、生きる上で出合う全てに意味があってドキドキしたことも、ハラハラしたこともキラキラしたことも過ぎてみれば一夜の夢、幻の様に儚い命。でもあんなに心震えたからこそ、スリルを味わえたからこそ生きていた証、何を思い残すことがあろうか。笑って穏やかに今日の夕日をお迎えしよう。

スリル
最近スリルを感じた事があっただろうか?そもそもスリルとは?普段の生活にスリルはどこに存在しているだろう。初めてスリルを感じたのは?子供の頃一人知らない街、迷い夕暮れ心細さの中、どこか冒険している様な感覚、ドキドキと新しい何かの扉を開けたようなあの感覚はスリルと呼べるのだろうか?寝坊して開き直りのんびり登校したあの日、授業中だからか静寂の中自分一人異世界に入ってしまった様な感覚、これからどんな展開になるかドキドキと不安、あれもスリルと呼ぶのだろうか?仕事で存在を隠し知らない街で人探しをしたとき、隠れなければならない人と見つからないように探さなければならない自分、『スリル満点』とはこの事と興奮したことを思い出す。考えてみたらスリルだらけの人生だったのかも。たいしたことないけど…。山椒は小粒でピリリと辛い、みたいな?ふふふ

飛べない翼ということは翼は飛ぶもの、持っているなら飛べることが当たり前、飛べない鳥は失格、ダメなヤツそんな感じなのでしょうか?
飛ばなくても生きていく術があるとか、飛ぶよりも翼で体を温めるなど違う役割があるとか、子供達を守る為に進化したとか?
飛べないと飛ばないでは意思があるかないかの大きな違いがあるのでは?自分は翼があったかどうか分からないけど、ちょこちょこ飛ぼうとして来た。飛べるかどうか考える前にいつも飛んでた。飛んでから失敗に気付いたり、不時着してケガしたり、飛んでもいないのに飛んだ気にになってたり。だから振り返り反省はとてつもなく押し寄せるけど、やり残したという後悔はない。
今の私例えるなら、とんでもない(飛んでもない)翼もどきを持つ人でなし…と笑ってやろう❢

ススキ
最近知った事、ススキが食べられるということ。天ぷらで食べていたりお茶にしたり…久々に驚いた。
秋になるといつの間にか見渡す限り、ススキは風に揺れて夕日に光っている。孤独なススキは見当たらず、いつも家族、中間と一緒に。
ほんの短い命だけどそれを感じさせない。ずっといつもここにいましたと言いたげな存在感で、そのくせいつの間にか何処かに消えてしまっている。

よく脳裏に浮かぶというけれど、どういうことなのか?忘れられないということなのか。忘れたつもりでも突然浮かぶ思い出や人々のことか?アイデアやキラキラした閃きが突然脳裏に浮かぶなら良いことではあるが、過去を遡ると思いついたらすぐ行動に移す自分の行いが良いことだと自分に酔っていたことが数え切れないが、今冷静に思い返せば、どれもズレていたり、独りよがりの恥ずかしい痛い事だらけの様に思われて今更ながらは〜と溜息しか出ない。

意味の無いこと

過ぎた事を悔やむ事。
生きる意味を悩む事。

全てには意味がある。
無駄な事は何も無い。
どんなに辛い人生でも、、つまらない自分に虚しくなっても、ただ生きて日々生き延びて、今、ここにある。自然に身を心を委ねて、流されながら今を生きる。
命を全うするとき全てが腑に落ちる。こういう意味があったのか…と。

会いたい人

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