【夢を見ていたい】
オレの名前を呼ぶあの子の声が愛しい。
ふわりと肌に触れた時、
オレ達は『あの頃』に戻れる。
「大好き」「愛してる」とくちにしながら
互いに触れ合う。
『嫌な現実』、『禁断』を越えて…。
『素のまま』を抱きしめる。
今はオレ達だけの時間。
秘密の現実逃避。
さあ あの青春の続きをしよう。
【20歳】
「やだぁ!w
明日?全然暇だよ!?大丈夫!うん!
またねー!はーい!」
オレは成人式なんて行かず
ほぼ毎日遊び呆けてた。
仕事は18歳の頃に新卒で入って1年で挫折。
それから2年間遊び暮らしていた。
スマホ、財布、メイク道具を持ち歩き
夜の街を徘徊していた。
昼間は地味な服を身にまとって
『通行人』として歩き、
夜間は派手な服を身にまとって
『売春婦』として歩いた。
服装とメイクだけで化けれるオレは
完璧に魅了し、金を得ていた。
歩いているだけで、存在しているだけで
間抜けな男が寄ってきた。
「君、可愛いね」
「あたし、高いよ?お金大丈夫?」
「1.5(15000円)でどう?」
「あたし、楽しめる人が好きなの。楽しませて?」
そうやって交渉していた。
まだ『P活』や『いただき』という
名前がついてない時代、オレはそうやって
『女のフリ』をして生活していた。
たとえ「帰りたい」「辞めたい」と思っても
オレはやるしか無かった。
ただひたすら誰かとのベッドで
目を覚ましてばかりだった。
【雪】
(※性的表現有り🔞)
『あの子』が、『あの人』が、
オレの『雪』を求める。
オレの『あっけないもの(快楽)』を
そんなに求めてどうするのか…
ベットの近くの時計とゴムを横目に
オレは呆れを感じている。
オレの『心の寒さ』を温めようとしてるのか?
オレの熱を『情熱』だと思っているのか?
冷えた心から飛び出るものは
オレにとって『雪』と変わらない。
無駄なことして何が楽しいの?
ねえ、もういいからさ
相手した『お代』をちょうだいよ。
【君と一緒に】
(※性的表現有り🔞)
年明け1日目に初元カノとこっそり会った。
旦那は実家に帰って
オレは一人だった。
初元カノがオレを誘った。
「予定早く終わるから会わない?」
「いいよ。会おうか」
オレは軽く誘いに乗って地元に向かった。
いつも通りに地元へ行って
初元カノと待ち合わせてホテルへ行った。
「急だったからそんな気無く来た。」
初元カノは強がりなのかそんなことを言いつつ
テレビをつけて「一緒に見よ?」と
アダルトビデオを流しだした。
ひたすらオレ達はボーっと静かに映像を見てたが
オレは少しドキドキしながら見た。
そしてビデオのクライマックスの辺りで
初元カノがビデオを停止して消し、
何を思ったのか無言で服を脱ぎ出した。
「…どうせヤリたいんでしょ?」
そう言って初元カノはオレを誘惑した。
オレはその挑発的な一言にイラッとしたと同時に
興奮し出した。
「「どうせ」だと?ちょっと怒ったぞ。」と
初元カノの『お気に入りの場所』をムキになりながら
オレは指で愛撫した。
「あ…//それ…ダメっ…//」
初元カノはいつもより身悶え、呆気なくすぐに果てた。
「え?これで終わりじゃないだろ?
まだ許せないんだけど?」
オレのサディズムは治まらなかったが
突然の旦那からの電話が鳴ったせいで熱が冷め、
そこで終わった。
…まだまだこれからだったのに。
オレ達の情熱はそこまでにされてホテルを後にした。
【良いお年を】
やあ!オレのもの好きさん達!
明けましておめでとう!
今年もいっぱいオレと『ねっとり』と楽しもうね♪
さーて、
新年初のオレと遊んでくれる子はいるかな?
今ならたくさん味わっちゃうんだけどな…♪
とりあえずオレは明日まで旦那は留守だから
好き放題させてもらうぜ
まずは初元カノから新年早々、『オサソイ』が来たから
地元へ行って初元カノとデートしてくるよ。
その後は実家に行って親に新年の挨拶でもして、
そのまた後は東京へ行ってパーティーにでも行って
ハメを外してくるよ。
大丈夫。
オレは明日の朝に帰るから旦那にはバレはしない。
どうせ旦那も呑気に地元の野郎達と飲みに行くのだからこちらと変わらないよ。
じゃあ 行って楽しんでくるね♪