【まって】
初元カノの恋愛が進行していく度に
胸が痛くなる。
応援したい反面、引き止めたい反面…。
あの子が誰かのものになるのが嫌で 怖くて…。
狂いそう。
【静かなる森へ】
2人で逃げよう。
誰も縛られない場所で一緒に暮らそう。
そこはオレと君しか知らない楽園のような場所だろう。
そしたら2人だけの結婚式をあげよう。
オレは君を愛し続けることを誓う。
だから君もオレを愛し続けてほしい。
君だけがとても欲しくてたまらない。
君はオレの天使でも
オレが君の悪魔でもかまわない。
君のためにいくらでも堕ちてあげるから
君もオレで堕ちてくれよ。
誰にもあげない。
君だけは誰にも。
許さない。
愛してる。
離さない。
呪ってやる。
【巡り逢い】
(※薬物乱用表現有り🌿💊)
人間は些細なことで大きく変わる。
例えば 好青年な旦那が人を選び間違えて
犯罪に手を出してたり…。
…………お話ししましょう。
最近、オレの旦那(パートナー)が
なんと犯罪に手を出していました。
オレは見てしまったのです。
旦那が🌿を所持していたのを。
問い詰めたところ、仲の良い友達に貰ったらしく
旦那は「紅茶の葉だ」としか言わず、
「お前がヒステリックを起こしてるだけだ」とオレを否定した。
紅茶をよく飲むオレからすると、とてもそれは紅茶の葉には見えなく、小さいジップロックに入っており、500円玉のような大きさで塊になっていたのだった。
旦那は今回は吸わずすぐに捨て、その場は丸く収まったがオレは許せずその🌿の写真を撮り、
旦那はどうせ気が弱くて通報しないと思ったのか冗談で「警察に言っても良い」と言っていたので
次の日、本当に通報した。
警察はすぐに対応してくれた。
オレは警察署に行き、旦那の犯行を洗いざらい話した。
撮影した🌿の写真を見せたところ、
警察は即答で「はい。『🌿』ですね。」と冷静に答えた。やはりオレはヒステリックを起こしたのではなく、正気だった。
警察には旦那の🌿に関する写真や映像、録音を
全て提出した。
「ご協力ありがとうございます。
今、実は🌿が大変流行してまして…」
警察によると 今はなんと🌿の時期らしく
たいへん流行しているらしい。
まさか旦那が🌿に手を出すなんて考えられなかった。
オレは絶望した。
「あなたのパートナーを逮捕し、
子供のイタズラではなく大人ですから、
立派な犯罪なのでしっかり刑罰を受けてもらいます。
近い日にあなたの家にガサ入れして調査しますが
くれぐれも内密にお願いします。」
オレはまた旦那の犯行の情報を渡すために
来週、警察署へ行くことになった。
まさかこんなことになるとは…
オレは食欲も仕事の意欲も活力もなくなり、
旦那と夢見た幸せを諦めた。
【元気かな】
親が急に入院することになった。
心臓の動きが悪いと診断され、
ペースメーカーを入れるために入院することになった。
忙しい日々の中、1度だけ親の面会に行ったら
もう手術は成功しており、親は元気そうな顔を見せた。
「もう おばあさんなんだから
あとは死ぬだけよ」
親は笑いながら冗談のように言った。
「何言ってるんだ
死にそうで死なない
しぶとく生きてるのがあなたでしょ」
まだ親が死ぬのは早い。
親は気付けばじいちゃんより多分長生きしていた。
「すまない。
セールスの電話ばかり来るから
電話の電源を切っているんだ」
いつも親に電話をかけて声を聞かせているのだが
切っているのなら仕方がない。
代わりに叔父達の兄弟が親の様子を見ている。
心配だが今は仕事に励み、
連休には実家へ帰って親の顔を見ようと思った。
【春爛漫】
(※性的表現有り🔞)
オレは金で初元カノの『春』の時間を買う。
初元カノの「会いたい」は
オレと「行為をしたい」という意味だ。
いつもどうり日にちと時間とホテルを探し、
そこで約4時間だけの恋人を演じる。
ざんねんながら オレは初元カノのための慰め器だ。
スッキリしたらそっけなくすぐに帰ってしまう。
そしてまたしばらくしたら『春』の約束をする。
オレだけに訪れる『春』。
咲いてはすぐに散る花のような『春』が
またやってくる。
またホテルのベッドで乱れ咲く。
ああ、『春』が来た。