飛べない翼は行くだけで、誰にも興味を持たれない。
あのススキの場所へ行こうかな。月もよく見えて、気分があがらなし。今日はいつに増してもとても寒い。着込んでいかいなと風邪をひきそうだ。そういえば、天体望遠鏡があったんだった。せっかくだし、持っていこう。いつか絶対、あの場所へ行くんだ。誰になんと言われようとこの気持ちだけは押し通す。おじいちゃんと見た月。忘れるはずがない思い出。だんだん目の前が霞んで、月がよく見えない。でも、下だけは見たくない。約束したんだ。この場所で。いつか絶対叶えてみせる。
脳裏に浮かぶ全ての言葉を赤裸々に言えない。それは仲が良い人、そんなに良くない人に関わらずそうだ。赤裸々に言えるのは自分の気持ちや体調によって変わる。これやめたいって思ってるんよね。特にメンタルヤバい時は返しが冷たくなっちゃうし。すぐに考え込んで、細かいことまで気にしてるから、変な返しになるし、顔が不自然になるんよね。まだ、余裕ある時は顔を見れるけど、ない時は顔を見れないし。脳裏に浮かぶ言葉をいつか、言いたい、全て言いたい。普段の私じゃ言えないから。情けないよね。自分によって振り回されて、コントロールするんじゃなくてされてるんだもん。
意味がないものなんてないと思う。もし意味がなかったとしても、それに気づけたんだし、その行動をしてなければ今の自分はないと思えば、何にだって意味があると思う。たとえこの先10年休んでしまっても、取り返しがつく。だから、その休みは意味がある。今、学校で学んでいることを大人になって使わないとしても、考え方や理想の大人になるためには意味があるものだと思う。それでも、人それぞれ意味があるものは違ってくる。反対に意味がないものも人それぞれ違ってくる。意味があるものとないものってなんだろうね。自分にとっての意味があるものとないものがわかればいいのに。
あなたとわたし。わたしの思うあなたは優しくて、可愛い。ムードメーカーでフレンドリー。明るい。一緒にいると楽しくて、落ち着く。努力家。でも、たまに暗い。気遣いができて、礼儀正しくて、友達が多くて楽しそう。愛嬌があって、話しかけやすい。私が言いたいのはあなたは、沢山良い所があって、憧れのような存在ということだ。
私はあなたを裏返したような人だ。可愛くもなければ、愛嬌がなく、話しかけづらい。優しくもないし、基本、三日坊主だ。本当にダメダメな人だ。分かっているのに直せない。ほんと、こうゆう所があなたとの違いだとずっと思ってた。あなたは憧れで、唯一の親友だと私は思ってる。あなたとわたしはこれからどんな関係になるのだろう?