何もかも上手くいなく、全てのことが嫌になった。 そんな日に公園のベンチに座っていると、上から葉っぱが落ちてきた。気になって手に取ると“貴方の思い通りに”ただそれだけが書かれていた。それは普通の葉っぱよりも分厚くて、意外とやわらかくて、軽い。 最初は誰かのイタズラだろうと思っていたが、その日から本当に自分の思い通りになる日が続く。だって、テストだっていい点がとれるし、友達関係だっていい。家庭内の環境もよくて、なりたい自分になれる。それから月日が経ちある日の夕方。例のベンチに座っていると、また上から葉っぱが落ちてきた。手に取ってみると、“貴方は大丈夫”と書かれていた。意味が分からない。その時は何のことか分かりもしなかった。今思えば、私や他の人のために神様が与えてくれたものなんだと考える。昔のことは覚えていないがこの物語はよく覚えてる。本当のことは誰もわからない。
そう、これはたそがれ時にあった、ある物語。
きっと明日も今日と同じように友達に会い、学校へ行き、授業を受ける。それでも、1日1日が全て同じなわけではない。気分が悪かったり、良かったり。上手くいったり、いかなかったり。悪い日も、いい日も全部ひっくるめて、あって良かったと今は思う。
それに、これからもっと悪い日もいい日もくる。その流れの中でも、周りの人に気を配ること、自分を大事にすること、努力することを忘れないようにする。
きっと明日はもっといい日になる。
きっと明日は今日と変わりなく過ごせる。
きっと明日も色々なことがあるだろう。
暗闇に包まれた部屋に身を預ける日々。
いつ終わるのだろう。いつから、日を浴びていないのだろう。適当に食べ物を口に運び、お風呂に入り、寝る支度をしたら寝る。
ある日インターホンが鳴った。誰が来たのだろう?
目の前がまったく見えなくなった。暗闇だけだった部屋が静寂に包まれた。気を失い、目を覚ました時にはどこか見覚えのある場所にいた。前回はそこで目が覚めた。今回はまだ、目が覚めない。沢山、ここにいたい。静寂に包まれた部屋に何か、オカシナことが起こってることも知らずに、そう思っていた。
別れ際に君にキスをした。
これからは多分、君のそばにいれないから。
ずっと一緒にいたい、君と幸せになりたい
君はどんな思いなの?分からない。
君は僕がいなくても、過ごしていけるかな。
遠くからは見てられる。君は普段と変わらない。
君がいつか幸せになるときがくれば、どんなになるか
通り雨とは降ったり止んだりする雨。降り始めや降り止みが突然の雨らしい。今感じてる不快感も通り雨みたいなものかもしれない。
ヒトリになるのが怖い。嫌だ。離れないで。ずっと一緒がいい。ずっと一緒にいて。優しい人になる? それはヒトリになりたくないだけ。私の行動はキレイなモノだけじゃない。けど嫌わないで、離れないで。
こんな私と一緒にいてくれるの?話しかけてくれて、話してくれて嬉しい。また話したい。もっと話したい。皆の笑顔が好き。私の話で笑って欲しい。皆と仲良くなれたら。こんな私といないほうがいいよ。あの子と話してるほうが。でも私とも話して。ヒトリが嫌だ。私は優しくもない。ただヒトリにならないためにしてること。怖いし。嫌だ。あなたの笑顔が辛い。嬉しい。これからも話してほしい。皆と笑ってたい。こんな私だけど。よろしくね。いつか通り雨が晴れるから。その時は皆と笑ってられるかな。