暗闇に包まれた部屋に身を預ける日々。
いつ終わるのだろう。いつから、日を浴びていないのだろう。適当に食べ物を口に運び、お風呂に入り、寝る支度をしたら寝る。
ある日インターホンが鳴った。誰が来たのだろう?
目の前がまったく見えなくなった。暗闇だけだった部屋が静寂に包まれた。気を失い、目を覚ました時にはどこか見覚えのある場所にいた。前回はそこで目が覚めた。今回はまだ、目が覚めない。沢山、ここにいたい。静寂に包まれた部屋に何か、オカシナことが起こってることも知らずに、そう思っていた。
9/29/2024, 10:25:56 AM