:通り雨
お題を見て思い出したのが、虹の話。通り雨の後は、通常の雨天時よりも虹が出やすいらしい。ただ理由は知らなかったので、この機会に調べてみた。
そもそも虹は、太陽の光が空気中の雨粒に当たって屈折することで発生する。短時間で降ってすぐに太陽が出る通り雨は、雨粒が空気中に残っている間に太陽が出るので、虹が出るのに最適な環境だそうだ。言われてみれば納得の理由だな、と。同じ理由で、夕立や天気雨の後も虹が見えやすいらしい。
通り雨の多いハワイは虹の名所でもあるそうで、調べて写真を見てみるとかなりの絶景だった。
ついでに、調べている過程で新しく知ったのが、虹は太陽の進む方向に対して42°になる場所に現れるということ。つまり、太陽の高度が50°以上になると、虹は地平線の下に出来てしまって見えにくくなるらしい。虹ってそんなに奥が深かったんだなぁ。
それと、虹とは少し違うけど、〝環水平アーク〟というものがあるそうで。雨粒ではなく氷晶に太陽光が屈折することで発生するもので、太陽の高度が58°以上の時に見られるらしい。太陽の反対側に見える虹とは違って、太陽の下方46°の位置に見えるそう。
レアな現象らしいが、写真を見るに超綺麗なので、人生で一度は目の前で見てみたい。
:秋🍁
春夏秋冬の中で、私が一番好きな季節。理由は沢山で、焼き芋が美味しい、紅葉が綺麗、程よく涼しくて過ごしやすい、秋の色が好き、秋服が好き、とか。
秋は、食欲の秋、実りの秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋、文化の秋、等々呼び名が沢山あって面白い。色々由来を調べてみたら、「読書の秋」は韓愈の詩がもとになっているのだとか。
時秋積雨霽 時秋にして積雨霽れ、
新涼入郊墟 新涼郊墟に入る。
燈火稍可親 灯火稍く親しむべく、
簡編可卷舒 完編卷舒すべし。
( 秋になって降り続いていた雨が晴れ、
初秋の涼しさが野原や丘に入ってきた。
漸く夜の灯火の下で書物を広げられる。 )
つまりは、〝涼しくて長い秋の夜は、蝋燭を灯して書物を読むのにもってこいだなぁ〟ということらしい。最高に風流で好き。
夏目漱石の『三四郎』にこの詩が引用されているそうなので、読んでみようと思う。
:窓から見える景色
市民プール、マンション、アパート、一軒家が沢山、居酒屋、セブンイレブン、小学校、工場、etc。マンション住みだから、かなり遠くの方まで見渡せる。夏は、たまに遠くの方に花火が見える。あとは、西向きの部屋だから、日の入りが見える。夕日のオレンジ色と夜空の暗い色が混ざっていく景色が好き。日の出は見られないから、見たかったらマンションの下まで降りるしかない。初日の出を自分の目で見るのがちょっとした夢だったりするから、来年の元日は頑張って早起きして見に行こうかな。