:通り雨
お題を見て思い出したのが、虹の話。通り雨の後は、通常の雨天時よりも虹が出やすいらしい。ただ理由は知らなかったので、この機会に調べてみた。
そもそも虹は、太陽の光が空気中の雨粒に当たって屈折することで発生する。短時間で降ってすぐに太陽が出る通り雨は、雨粒が空気中に残っている間に太陽が出るので、虹が出るのに最適な環境だそうだ。言われてみれば納得の理由だな、と。同じ理由で、夕立や天気雨の後も虹が見えやすいらしい。
通り雨の多いハワイは虹の名所でもあるそうで、調べて写真を見てみるとかなりの絶景だった。
ついでに、調べている過程で新しく知ったのが、虹は太陽の進む方向に対して42°になる場所に現れるということ。つまり、太陽の高度が50°以上になると、虹は地平線の下に出来てしまって見えにくくなるらしい。虹ってそんなに奥が深かったんだなぁ。
それと、虹とは少し違うけど、〝環水平アーク〟というものがあるそうで。雨粒ではなく氷晶に太陽光が屈折することで発生するもので、太陽の高度が58°以上の時に見られるらしい。太陽の反対側に見える虹とは違って、太陽の下方46°の位置に見えるそう。
レアな現象らしいが、写真を見るに超綺麗なので、人生で一度は目の前で見てみたい。
9/28/2024, 1:48:57 AM