優しくされるとその人のことを好きになりやすくなってしまう
失恋してると尚更好きになってしまう
だから優しくしないで欲しい
私を困らせないで
ある日の休日。
歩いているとどこからか紅茶の香りがした。
紅茶の香りがする方に歩いた。
まるで紅茶が私を呼んでるみたい。
しばらく香りをたよりに歩いてみると、そこにはお洒落な喫茶店があった。
カランコロン…
ドアを開けると、紅茶を淹れている若い男性がいた。
「いらっしゃいませ。空いてるお席にどうぞ。」
「はい…。」
何故だかドキドキしてる。
「ご注文が決まりましたら…」
「えっと…紅茶を1つお願いします。」
すぐさまに紅茶を頼んだ。だって、もう私の頭の中には紅茶でいっぱいだったから。
「かしこまりました。」
私が注文し終わると、すぐにさっきいた場所に戻り、私が来た時のように紅茶を淹れている彼の姿があった。紅茶を淹れている彼の姿はとても美しかった。
ずっと彼の姿を見ていたら、いつの間にかカップを持った彼が近くにいた。
「淹れたての紅茶でございます。ごゆっくりどうぞ。」
「ありがとうございます。」
まずは香り。香りだけでも充分楽しめる。落ち着く香り。
ゴクン…
一口飲んだだけで体の中が温まる。包まれているかのようなそんな感覚。
彼の淹れた紅茶をまた飲みたいと思った。そして、今度は彼とお話をしようと思った。
#紅茶の香り
今まで後悔はたくさんしてきた。
これからもたくさん後悔をすると思う。
後悔は何回しても慣れない。
ああすればよかった。こうすればよかった。
後悔してもその時には戻れない。それは分かってるのにその時の問題について色々考えてしまう。
うじうじ考えてしまう自分が嫌だな…
一年後は今より成長してるといいな。
恋愛も今より進展してるといいな。
一年後も元気で健康に過ごせてますように。
私が初めて恋をしたのは小学校1年生の時。
その子はあだ名で呼ばれるくらい友達も多く、いつも笑顔で、こんな私にも優しく話しかけてくれた。すごく嬉しかった。
絵がとても上手で、特にキャラクターのイラストがすごく上手だった。
クラスで誕生日の子にはメッセージカードを書こうという決まりがあって、当時、私が好きだったキャラクターを「描いてほしい」とお願いをしてないのにその子は描いてくれた。好きなキャラクターを覚えてくれていて嬉しかった。
今頃初恋の人は何をしてるんだろう。
恋する気持ちを教えてくれてありがとう。