みんなが座る教室で、
棒を持って黒板を指す私がいます。
理科の授業みたいです。
前に立つ私は、
少し大人っぽくて、堂々としていて、
やりがいがありそうで。
授業のあとには生徒が寄ってきて笑顔で話をしてくれます。
「先生!あのねー...」
話の内容は聞こえませんが、
私も楽しそうに話を聞いているので、
自然と笑みがこぼれていました。
ふと、
今の自分の姿が蘇ってきて、
これは夢なんだと自覚します。
目を開けると白い天井が見えて、
体を起こしながら懐かしむのです。
「そんな夢を持っていた時期もあったな。」
「こんな夢を見た」
「私がタイムマシーンを使う時」
今の私は未熟ですから。
過去と未来のどちらへ行っても、
きっと私は歳をとることをひどく恐れます。
若い自分と今の自分を比べます。
歳をとる美しさも分かりません。
知人が減っていくことも耐えられません。
変化を楽しめるほど、
私はまだ人生を受け入れられていないのでしょう。
歳をとった今の私が、
受け入れ、美しく変われていることを願います。
そうしたら私は過去に戻って、
懐かしい家族を眺めながら最後の時を迎えます。
「タイムマシーン」
いつも通りの夜ですか?
カーテンの閉じた窓からは外の様子は見えませんね。
外はきっと冷えますが、
いくつもの星が空に見えるでしょう。
1月 21日 水曜日 22:19
今から散歩に出かければ、
特別な夜になります。
「特別な夜」
あなたが外に出ることで、
私にとっても特別な夜になるのでしょうか。
「私」だけになる方法です。
「海は綺麗。」という言葉に海の底は入っていないのでしょう。
未知が広がるその暗闇は、
海が1つのものだとしてもまるで別物のように感じさせます。
目を閉じ、海の底にいる私を想像します。
何も見えないのでまぶたは閉じたままでしょう。
その場所で足が底に着いているのは私だけ。
水の抵抗で遅れて動く手足は、私のものではないようです。
私は今、何も持っていません。
海の底さえ、
人々の認知の外ならば、私だけになれるでしょう。
「海の底」
「君に会いたくて」
朝早く起きました。
服は昨夜のうちに決めて、
メイクも気合いを入れました。
電車の中で鏡を確認して30分前に駅に着きました。
目印のオブジェの前でマフラーに顔を埋めて待っています。
あなたはまだ現れません。
「あなたに逢いたいです」