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3/10/2023, 9:58:24 PM

「愛があれば世界は平和」この言葉を聞いた時私は、なんて綺麗事なんだろうと思った。戦争は喧嘩と同じ。喧嘩をして帰ってきた子供に、喧嘩をするなと叱る親はいないだろう。地球に人間が産まれてから、全ての人が幸せな日なんて存在しないはずだろう。
 それでも尚、私たちが目指すものは戦争のない世界だ。争いがなくなるわけなんてない。所詮は綺麗事だ。でも、綺麗事だったとしても、誰かを愛し、誰かに愛され、そうやって少しずつ、みんなで努力していくしかないのだろう。私のための行動が、いつか誰かのためになればいいと思う。

3/9/2023, 10:37:24 AM

世界5分前仮説。世界はたったの5分前に始まったばかりなのではないか、と言う仮説。これを初めて聞いた時、あり得ない話だと思った。でも、ふと昨日の夕飯を思い出そうとした時。…思い出せなかった。これはもしかしたら神様がこの記憶を私の頭に入れ忘れたのかも知れない。そんないつもなら笑い飛ばすような1つの思いつきに、私はゾッとした。過ぎ去ったはずの日々。私は本当にさっきまでこの世界に存在していたのだろうか。

3/8/2023, 12:05:51 PM

「死ね。」この言葉を使う人が、身の回りに一人はいるのではないだろうか。きっと本人は軽い気持ちで言ったのだろう。うざいだとか、きもいだとか、笑いながらそんなことを簡単に言ってのけるウェイウェイ族が、私は嫌いだ。自殺なんてことが多いこの国は、ウェイウェイ族に支配されている。今こそこの国を取り戻す時ではないだろうか。もし、親しい人にこれに該当するウェイウェイ族がいたなら、是非言ってみてほしい。「死ねなんて怖い言葉使っちゃだめだよ」って。それだけできっと、救われる人がいるのではないだろうか。目に見えない傷は、打たれ弱いその心は、お金ではどうにも出来ないから。

3/7/2023, 12:55:25 PM

ふと上を見ると、空にはポツンとまんまるな月が取り残されていた。なんだかひとりぼっちみたいだ。しばらくその月を見ていると、いつの間にか信号が変わっていた。また青になるまで待つことにした私は、もう一度月を見た。心なしか周りの星が明るく見え、ひとりぼっちではなかったのだな、と思った。そんなことを考えていると、また信号が変わった。今日は地面を見て歩くのは勿体無い。いつもより軽い足取りで私は信号を渡った。

3/6/2023, 10:44:07 AM

強い絆と言うものは、案外早く断ち切られるものだ。大声で言い合いを続ける二人を見ながら、私は一人でそう思った。まぁ喧嘩なんてなんぼしたってタダなんだし、好きなようにさせればいいだろう。そんなふうに高を括っていたのだが、前言撤回。傘を構えた二人を前に、私は仲裁に入った。「精神年齢って言われる時点で頭が年齢に追いついてないんじゃないの。」その言葉に二人はピタッと動きを止め、口を揃えてこう言った。「〇〇よりは絶対に大人!」…だめだこりゃ。「あれも絆のうちかもねぇ」なんて呟きながら、二人の喧嘩が終わるのを、私は突っ立って待つのだった。

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