どうしたらいい
この溢れる想いを
どう停めたらいい
抑え込むことができない
この愛を
どうにか貴方に伝えたい
離れた星と星
消して交わることはない
分かっているの。
今宵も夜の時を共にして
明日もきっと会えるのに
夜の終わりが勿体なくて
目を閉じることを恐れてる。
星を見上げて綺麗だねって
一緒に過ごすだけの日々だけど
私寂しくないの。
孤独に泣いて苦しんだ日も
今はどうにか乗り越えられる
あぁでもいつか
終わりが来てしまうのだろうか
あぁでもいつか
終わらなければいけない日がやってくるのだろうか
【4月1日】
あのね、ばあちゃん
私妊娠したって言ったんだけど
ただとっても太っただけなんだ
でも多分次会う時には忘れてるよね?
認知症だからって嘘ついてごめんね
【うちの認知症のばあちゃん】
キッチンに鳴り響く火災報知器の音に驚き、思わず走り出す。
部屋には86歳のばあちゃんが一人でいる。
昔ながらの低い天井に腰を崇め、スライドドアを開けるとばあちゃんが薪ストーブのドアを開けて部屋中に煙がたちこめていた。
もしかして昔使ってた掘りごたつを思い出して火をいじったのか?
母が「ストーブのドア閉めて!火傷したらどうするの!!」と大声で怒鳴る。
怒鳴らないと耳の遠いばあちゃんには何も聞こえない。
昔当たり前にできてたことが出来なくなっていくばあちゃん。
一日にご飯を5回食べるようになった。
レンジでご飯を温めすぎて黒焦げにした。
趣味も友達もいないから、特に何もしない日の繰り返しの毎日。
時々こうやって何かやらかす。
おうちが燃えてないからまだいいけどさ。
バカみたいについ大声で会話する私たち。
無意識に変な行動をしてしまうばあちゃん。
大変だけどさ、いつかは懐かしくなる日がくるのだから、少しでも丁寧に関わりたいと思う。
どうしてもイライラしちゃうこともあるけどね。
【創作】
一人ぼっちってなんだか寂しい。特に夜はダメだ。
6畳ひと間のこの部屋に胸をぎゅっと押し込められる。
どうやって息を吸って、そして吐いていたんだっけ。
あぁ、まるで酸素不足。
スーツ姿でコンビニ袋を持って貴方はやってくる。
中にはいつもの辛口ビール。
迎え入れると何故だろう、私はめいいっぱい呼吸が出来る。
週末だけは明るい私の部屋。
植物は太陽のおかげで生きていけるように、貴方は私の心を照らす太陽。
2人いればこの部屋も少し狭いね。
何も言わずに寄り添ってゆっくり映画を見て、貴方の温もりを感じ過ぎる夜に思わず願う。
時間が止まって欲しい。朝なんて来ないで欲しい。
どうか2人ぼっちでいさせて。
薬指に光る指輪が貴方の帰る道標。
鳴り響くアラーム音は聞こえないふりをする。
貴方の香りを微かに残す布団にはもう温もりはない。
【最近のつぶやき】
人に嫉妬する。
なんで自分はあの人みたいに大事にされてないのかな。
あの人の方が私よりも人が集まるのは何故。
無理をして笑ってやってきた。
人が離れないように探りを入れながら程々の距離感で関わってきた。
自分に嘘ついて人に嘘をつく生き方は辞めようと決めたはずだった。
だけどそれが出来ていない。
いつからこうなったんだろう。
どこでしくじった?
1粒の涙が溢れて零れてしまいそうになる。
でもねいいじゃないか、出来ないことに気づけたのだから。
嫉妬してる自覚があるのだからそれだけで十分だ。
醜い気持ちに向き合うのはハードルが高いけども。
自分の心の声を大事にしたいから。
泣かないよ。乗り越えられるよ。
大丈夫だよ。