私には六つ年上の兄がいる。
私が小学校に上がる前、兄は小学校高学年。
雲には乗れない、サンタはいない等
兄は先を行く人として、自分が得た知識は
包み隠さず丁寧に教えてくれていた。
流れ星が願いを聞いてくれるわけじゃない
も、含まれていた。
今の私は近視で乱視だから
漠然と空を眺めても、まず流れ星は見つけられない。
まあ、もし見つけたとしても流れ星よ、安心してくれい。
私には願いを懸ける発想はハナから無いので。
(流れ星に願いを)
「無課金」
それがマイルール
(ルール)
ジャンジャン鳴ってる目覚まし時計を
壁めがけてぶん投げたい。
そんな感じ。
外歩いてて、汚れるの承知で寝転がりたい。
そんな感じ。
服着たまま頭からシャワーを浴びたい。
そんな感じ。
目の前に巨大なゴキブリホイホイがあっても
なんかもう避けずに入ってしまおうかな。
そんな感じ。
こんな感じ。
(今日の心模様)
一日前に届くけどって
親戚の子が誕生日プレゼントを宅配便で送ってきた。
祝ってくれて嬉しいよ。
たとえ一月と一日前だとしても。
食いもん…よかった乾きものだ。当日いただこう。
(たとえ間違いだったとしても)
夜中に目を覚まし、このまま寝るかトイレ行っとくか悩んだ。
目が冴えてしまうのは嫌だが、このまま寝るとこの後
高確率でトイレを延々と探す夢を見そうなので行くことにした。
寝ぼけまなこでトイレの扉を開けるとなにやら
ぴちょん…ぴちょん…と雫の垂れる音がする。
んー、うわ。
よく見るとトイレタンクがびっしょり汗をかいてて
下には水溜まりが出来ていた。
…あー、起きなきゃよかった。いや、起きてよかったんだ。
ぐちゃぐちゃ愚痴を言いながら、真夜中にトイレの床を拭き
タンク下に何枚か雑巾敷いて、やっとこさ床に就いた。
が、すぐに慌てて起きた。膀胱パンパン、危ない危ない。
用を足すのを忘れていた。
(雫)