夜中に目を覚まし、このまま寝るかトイレ行っとくか悩んだ。
目が冴えてしまうのは嫌だが、このまま寝るとこの後
高確率でトイレを延々と探す夢を見そうなので行くことにした。
寝ぼけまなこでトイレの扉を開けるとなにやら
ぴちょん…ぴちょん…と雫の垂れる音がする。
んー、うわ。
よく見るとトイレタンクがびっしょり汗をかいてて
下には水溜まりが出来ていた。
…あー、起きなきゃよかった。いや、起きてよかったんだ。
ぐちゃぐちゃ愚痴を言いながら、真夜中にトイレの床を拭き
タンク下に何枚か雑巾敷いて、やっとこさ床に就いた。
が、すぐに慌てて起きた。膀胱パンパン、危ない危ない。
用を足すのを忘れていた。
(雫)
4/22/2024, 2:24:10 AM