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10/6/2023, 8:31:17 AM

冬がくると、夜ベランダにあるポリバケツにゴミを捨てるとき
堂々としたオリオン座が目に入る。

ベランダの柵に寄り、見上げると
オリオンの右上に牡牛座、左斜め上に双子座。
そいで、オリオンの右肩ベテルギウスが
おおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオンとで作る
冬の大三角形。

シリウスと言えば
風の谷のナウシカの
「シリウスに向かって飛べ!」を思い出す。

冬の夜空は賑やかだ。
夜のゴミ捨てが楽しみな時期が近付いてきてる。

10/5/2023, 8:21:11 AM

小学校低学年の頃、全校集会で「鬼のパンツ」を踊った。
いや、踊らされた。
低学年は各教室で前もって指導を受けて。
当日、一年生から六年生まで整列し
フニクリフニクラの曲に合わせて踊り始めた。

はこう はこう 鬼のパンツ~♪
のパンで全校一斉に手を叩く。
凄まじい音が響く。

児童、先生、校長までもが無表情に踊り続ける。
1回終わっても、また始まる。
思ってた以上に何度もリピートする。
何かの呪いのような光景だった。

そして大人になっても
あの振り付けは、あの替歌の歌詞は、呪われた光景は
脳裡にこびりついていて、油断すると脳内再生が始まる。

10/4/2023, 8:02:51 AM

ラーメン屋の代替わりで
突如失われたあの餃子と

幼かった私を魅了し
揺るぎなきトップに君臨し続けたあの餃子と

もう一度、もう一度でいい
巡り会えたら

うぅ…

10/3/2023, 8:07:58 AM

子供の頃、その恐るべき敵と初対峙した。
黒光りボディ、神速、圧倒的存在感。
奴だ、Gが現れた。

姉の悲鳴が恐怖を倍増させる。
すわと急ぎ丸めた新聞紙片手に臨戦態勢に入る母。
その間涙目のまま動けずにいた私を侮るかの如く
Gはピクリとも動かない。

不動の母とGの放つ緊迫感。
横目にいつの間にか距離を取った姉の手招きが見えた。
意を決し姉のもとへ一歩踏み出したその時
まさかの事態が起きた。
私の足の着地点にGが突進してくる--

…ふみっ

Gにとっても私の動きはまさかの事態だったようだ。
その後、半狂乱で足の裏を洗う私を母と姉が褒め称えた。

あれから時を経て、Gと幾度目かの対峙。
そうそうあることではないと分かっていても
「Gの奇跡」に備え、スリッパを必ず履くことにしている。

10/2/2023, 7:48:34 AM

昼と夜の間に夕方があって
夜よりが黄昏時でしょうか。
この時間帯は結構曲者だったりして。

小さい子供の頃に遊びに出掛ける際
暗くなる前に帰るように大人に言われ
外にいるとまだまだ大丈夫だと思ったのに
家に入ると外が真っ暗に見えて
まんまと怒られたのを思い出す。

少し大きくなって
夢中になって家で漫画を読んでると
目が悪くなると注意を受け
強制的に電気を点けられると
今まで読んでたページが
やにシパシパしたのを思い出す。

大人になると
暗かろうが明るかろうが
どうでもよいのだが。

帰り道
まだ明るいと思ってたのに
外灯がポッ点くと
いつの間にか辺りが暗くなってることに
驚いたりする。

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