「ありがとう」そんな言葉が伝えたかった。
私は普段あまり喋らない。
だからといって友達がいないと言うわけではない。
でも、瞬間的に何かを言うことが苦手なのだ。
例えば、話しかけられた時。
すぐ反応することができないし、
そもそも自分に話しかけてきていると
気づけないことがある。
また、何かしてもらったとき、
「ありがとう」とすぐ言うことができない。
「あ、、、、ありがとう。」
ぐらいのスピード感になってしまう。
考えられる理由は、昔、
人をいじめたこと、いじめられたことがあったからだ。
言葉に敏感になっているのかもしれない。
相手を傷つけないように、
相手に傷つけられないように、
どんな言葉が最善か
考えているうちに時間が過ぎてしまう。
前、可愛いなと思っている人がいた。
その人に何かしてもらった時、
「ありがとう」が言えなかった。
「ありがとう」って言わなきゃ。
と思ったけど、色々考えていて、
とうとう何も言えなかった。
でも、それから、ちゃんと「ありがとう」を言えるようにと意識したら、前よりは言えるようになった。
まだ、反応が遅れることもいっぱいあるけど、
新しい考えを引き出してくれたその子に、
「ありがとう」そんな言葉を伝えたい。
優しくしないで
優しくされたら 痛いから
どうせ 離れるんだから
だから 優しさなんて 要らない
後から離れて哀しくなるより
最初から離れた方が痛くない
もう痛くしないで どうせなら あなたもいなくなる
どうせあなたも いなくなるんでしょ?
だから もうやさしく しないで
はなれて
でも 優しい言葉 痛い言葉より 心に深く入る
今度こそ 信じて
一歩踏み出す きっと 大丈夫
言い聞かせる
震える体 抱きしめてくれる あなたとずっと
今日の心模様
今日は生憎の雨だった
でも、心は満点の晴れ模様
それは僕が幸せだから
幸せだと明るく見える
僕は前を向いて歩く
今降っている雨を見るんじゃなくて
その先にある 輝く虹を見る
今日も心は晴れ模様
明日も明後日も晴れの予報だ
僕は天国に来た
みんなが死んだら行きたいと言う
あの、天国だ
だか、今僕は、とても 幸せだ
たくさんの人が楽園だと思っているであろう天国では、夢が広がっていた
どんな望みも叶い、思ったことの全てが実現した
「ここが楽園か」と僕は思った。
口に出てしまっていたようで、
「はい、左様でございます。」
と、僕の側の天使が言う。
どの天使も、ずっとこの調子だ。
みんなここを天国と信じ、疑わない。
いや、むしろ疑えない。
ここには大天使とやらがいて、
天使の世界を取り仕切っている。
逆らうと、
大天使に呼ばれて、もう帰ってこないそうだ。
だから、ここは絶対に楽園であり続ける。
あなたがこの状況をどう思おうと、
否定しようと
拒絶しようと
何をしようと
ここは、楽園である。
そして、このことにきずいたぼくは、らくえんにはいらない
ぼくも、すばらしいだいてんしさまのところへいくんだ
風に乗って 今年もまた何処からか
誰からかわからない あの手紙が届く
誰かへの 愛を綴った
美しい手紙。
数年前から家に届くようになった
いつの間にかその手紙が楽しみになっていた
毎年 桜の吹雪く頃
手紙が届く
手紙が春を届ける
これが来ると、春だなと思う。
いけないことだとはわかっている
誰かからの誰かへの愛を
自分が奪っているのだから
でも手紙の真っ直ぐな想いが
何の関係もない僕の胸をも打つ
名も顔も知らない彼だけど
手紙の内容
何故か僕の好きな人との共通点が多かった
手紙の主に親近感を覚える
昔 好きだった人がいた
その人と会ったのも春だった
僕はよく手紙を書いていた
あの人にも届かないかな