書く習慣 DAY 4 | 忘れたくても忘れられない
ケイティ・ペリーのFirework を聴くと、いつもカナダに留学していたあの頃を思い出す。
カナダにいた1年、花火を見た思い出がたくさんあるからだ。
ビーチで花火を見ながら慣れない言語で友人と会話をしたり、大晦日のカウントダウンで花火を見ながら新年を迎えたり。
留学中は全てが非日常な思い出だが、
花火を見ている瞬間は特に脳裏に焼き付いている。
Firework が流れると、あの頃の夢のような体験がよみがえりノスタルジックな気持ちにさせられる。
「あの頃に戻りたいなあ」
「あの頃は自由で楽しかったなあ」
日本ではいつも何かに縛られている。
非日常だったあの頃を思い出すと、現実を見て少し苦しくなる。
忘れたくても忘れられない、かけがえのない思い出。
書く習慣DAY3 | やわらかな光
私は空を見上げるのが好きだ。
いつも私の心を見透かしたように、時に暖かく見守ってくれたり、時に静かに涙を流してくれるから。
雲がひとつもない青い空。
心のなかの曇りが消えて、スーッと浄化されていく。
おひさまが心を包み込んで、ぽかぽかにしてくれる。
太陽が雲に隠れて雨が降っている。
日頃の疲れから心の闇まで、雨で流してくれているのかな?
雨が止んだ時、私の心も晴れていく。
見上げると、そこにはいつも変わらない空。
私を取り巻く環境が変わっても、果てしない空がずっと見守ってくれている。
雨が止んで、晴れが来る。
そう、やわらかな光とともに。
書く習慣 DAY2 | 鋭い眼差し
先日、私は3年ほど勤めた会社を退職した。
思い返せば、入社当時は夢や希望に満ちていて、キラキラしていたなと思う。
それが今では心が折れてボロボロに。
いつからこうなってしまったのだろうか。
忙しい日々を送るうちに、気づいたら何かが壊れてしまったのだ。
半年ほど前から徐々に異変に気づき、ずっと辞めたかった会社。
あと1ヶ月、あと一週間、あと1日……
もう少しで解放される……!
しかし、待っていたのは虚無感だった。
「辞めたことに後悔はないが、なぜ上手くやれなかったのだろうか。」
「これまで心をすり減らしながら働いた日々に、なにか意味はあったのだろうか。」
そう自問自答した日々を送っている。
退職した選択が正解なのかはわからないが、私はライターになる夢のため、ひたすら文章を書いてる。
今の私は入社したあの頃のように、鋭い眼差しをしているだろうか。
書く習慣 DAY1 |高く高く
私は今まで他人と自分を比較して生きてきた。
妹だったり友人だったり、自分の周りにいる人たちはいつも自分の上に立っているような気がして、羨ましく妬ましく思ってしまう。
それは子供の頃から自分の考えや行動に自信を持てないからだ。
「なんであの人みたいに上手くできないのだろう……」と自分自身を追い込み、その人に近づくため試行錯誤を繰り返し、階段を登っていく。
登っても登っても、周りはいつも自分の上にいる。
「もっと高く、もっと高く」
そう思いながら登った先には何があるのか。
達成したときの喜びはあるが、さらに高い階段に気づいたとき、結局は届かないもどかしさと虚無感で辛くなるだけだ。
他人と比較することは、自分の価値を下げること。
それはただ自分を苦しめるだけ。
しかし、高みを目指して積み重ねた努力は裏切らない。
後ろを振り返れば、努力という名の宝がある。
「自分は自分、他人は他人」
そうやって今度は「他人の人生」ではなく、「自分の人生を生きること」を目標にし、階段を登っていきたい。