書く習慣 DAY1 |高く高く
私は今まで他人と自分を比較して生きてきた。
妹だったり友人だったり、自分の周りにいる人たちはいつも自分の上に立っているような気がして、羨ましく妬ましく思ってしまう。
それは子供の頃から自分の考えや行動に自信を持てないからだ。
「なんであの人みたいに上手くできないのだろう……」と自分自身を追い込み、その人に近づくため試行錯誤を繰り返し、階段を登っていく。
登っても登っても、周りはいつも自分の上にいる。
「もっと高く、もっと高く」
そう思いながら登った先には何があるのか。
達成したときの喜びはあるが、さらに高い階段に気づいたとき、結局は届かないもどかしさと虚無感で辛くなるだけだ。
他人と比較することは、自分の価値を下げること。
それはただ自分を苦しめるだけ。
しかし、高みを目指して積み重ねた努力は裏切らない。
後ろを振り返れば、努力という名の宝がある。
「自分は自分、他人は他人」
そうやって今度は「他人の人生」ではなく、「自分の人生を生きること」を目標にし、階段を登っていきたい。
10/15/2022, 1:50:27 AM