7/6/2024, 8:38:45 AM
あの向こうにきみがいるから星空が好き
6/27/2024, 2:51:18 PM
爛れた月が笑う
呪いすらも忘れた砂味の棺桶に嫌気が差して
陽の光の元、
あぶれたあなたにやぶれかぶれあふれかえった
ああ
その汚れた両手でワイングラス叩き割って
馬鹿なあなた! どうか今は嫌っておくれ
神の印 首にかけて祈りながら振りかぶって
心臓に釘を突き刺したら もうお別れね
6/23/2024, 11:45:35 AM
どうして子供の頃は、自分たちが子供だと思わないのだろう。
後ろ指さされて、墓場の中も歩けなくなったきみに、かける言葉の間違い探し。
太陽は嘘つき。夜に見る真昼の夢の中に。
「明日には明日が来なくなるさ!」
ただ、明後日からそんなことを口にするな。
きみはいつ死んだのだろうか?
あるいは、いつ聴こえるのだろうか。
日記帳をめくっても、退路に残してきた幽霊が歌う子守唄のようでどこかぞっとしない。
古くなった自転車の錆を撫でれば。
日焼けした屍色の絵本を引き裂けば。
ああ、きっときみは怖かったのだ。
骨の前で手を合わせて、きみを轢き殺した嘘のすべてを呪うことだけが精一杯でした。
6/22/2024, 1:12:22 PM
表に雨が鳴っている。
蛍光灯の白が人すらも溶かし出す。
電子のささくれが心の皮膚を剥く。
気怠い午後は、人を殺しうるには丁度いい。
金の匂いのする男女どもが蔓延る世の中。天啓でも来てみろ、お前ら、もれなく死ぬぞ。
お手ごろな自殺か性行為が横行する、レイトショー以下の品等なのに、モザイク一つ付いちゃいない。
ここは鈍色の街。
天使の目を潰し、罪から逃れたい人間の為にある、掃き溜めにカラースプレーを掛けたような場所。
お伽噺をご覧あれ。
どうぞ死ぬまでごゆっくり。
6/21/2024, 1:24:19 PM
お前の瞳の色に決まってるだろ