「揺れる羽」
ふわふわ舞って
地面に降り立つ
白く煌めくひとつの羽
孤独みたい
でもそれが羽の良さを際立たせている
羽が落ちてきたその空に
君がいて
背中から生えた大きい翼が
空の青さを知っていて
良いなと無い物ねだりをしながら
揺れる翼を見ていた
強い力で羽ばたいた鳩を
歩道橋から見上げてた
「秘密の箱」
そっと開けてみて
中に入っている"何か"
見つけられるかな
自分の中の"何か"
みんなが持つ"何か"
みんなの箱にある"何か"
それが分かればきっと
みんなを分かってあげられる
見つけてみて
自分だけの"何か"
見つけたら
それは見つけた貴方だけのもの
貴方だけの秘密
開けてみて
「君が紡ぐ歌」
君が紡ぐ歌
それはきっとすぐに溶けて
君が紡ぐ歌
それがきっと空に舞って
大空に駆け出して
僕らの明日を照らすんだろう
君が紡ぐ歌
それはきっとすぐに消えて
君が紡ぐ歌
それがきっと光り出して
宇宙まで飛び出して
僕らの未来を作るんだろう
僕が紡ぐ歌を
君が受け止めて
君が紡ぐ歌を
明日が受け取る
そんなリレーを繰り返して
今があるんだな
「未知の交差点」
ここはどこ?
いつもの道を曲がったはずなのに
ここはどこ?
知ってる人が一人もいない
仕事に遅れてしまうじゃないか
「あ、おばあちゃん!」
遠くで子供の声が聞こえる
でも呼びかけられた方のおばあさんは
返事をしない
冷たい人なのか、声が出ないのか、
気づいていないのか、分からない
その時後ろから肩を叩かれた
邪魔になったのだろうか
直ぐにどこうとした時に、
叩いてきた子が「おばあちゃん」
と言ってきた
ん?
間違えたのかな、?
そう思って優しく話しかける
「おばあちゃん、見つからないの?」
「ううん!目の前にいるよ!」
「早く帰ろうよ!」
「えぇ、、で、でも、、私は仕事に、、」
少し離れたところから
ヒソヒソと喋る声がする
「あの子のおばあさん、、」
「ね、聞いた聞いた」
「認知症なんでしょ?」
「moonlight」
月明かりの下で、あなたの瞳を見つけた。
静けさのようにやわらかく、潮のように深いその瞳。
夜は私たちの間でゆっくりと息をして、
星しか知らない秘密をささやいていた。
あなたの手が、そっと私の手に触れた瞬間、
世界は動くことをやめた。
街は眠っていたけれど、
私の心はあなたのために目覚め、
銀と影のダンスを踊り始めた。
月明かりは、あなたの肌を穏やかな炎で染め、
闇をやさしい真実へと変えていった。
もし朝が来るというなら、私はこう告げるだろう。
——もう、私は夜のもの。
あなたが住むこの夜の。