誰かを好きになることは
私にとって凄く難しいことで
考えが及ばない未知の領域
恋とは私なりの解釈だと
心の底にいつまでも君がいて
ずっと想ってる
君がいない毎日なんて考えられなくて
君がいることで私の世界が色づく
なんて少しキザな妄想
誰かを好きになることは
私を好きになることで
誰を好きになろうと
それは恋の範疇を優に越える
巡る日を追いかけて
置いていかれないように
毎日毎日頑張って
疲れたなって一息ついたら
また明日の予定を確認する
カレンダーは好きじゃない
縛られてるような心地がする
未来が見えてるようで怖い
自由なんて大それたことを
言いながら苦悩して息をする
でもカレンダーは好き
先が見えることで
予定が知れることで
頑張れるときもあるから
ぽっかりと穴が空いたように
ざっくりと心が切られたように
冷たく温かい何かが私の中から抜け落ちた
もうやる気も起きなくて
何をしても駄目で
自分の言動全てに意味を付けたがって
すがるのは格好悪いからと
ひとりで解決しようとした
段々空いてく心の距離
段々遠くなる唯一の理解者
きっと見放された きっと愛想付かされた
そうきっと私は初めからいらなかったんだ
遠い空を舞い踊る世界の救い
遠い空から舞い降りた救いの子
踊りの中で生きし弱い命
光の中で踊り狂う強い命
誰に捧げる踊りか
誰のための踊りか
笑うように泣くように
いつまでだって踊り続ける
踊るように生きて
踊るように死んで
踊るように命を世界に刻み込む
世界に輝く君の姿に
思わず瞳を瞬かせため息を吐く
世界が知らない君の姿に
思わず頬が緩んで口角が上がる
世界から浮いた君の姿を
思わず手を伸ばして捕まえる
君は笑っていたずら成功
捕まるためにわざと浮いた
捕まるためにわざと輝いた
君はいつでも輝いている
浮かんでは留まりまた浮いて
気付いたら消えてなくなるような
淡い儚さ 脆い泡沫
あぁほらやっぱり
ずっと君の輝きにとらわれる