どんなことでも話して欲しいの
どんなことでも頼って欲しいの
自己満足の偽善でしかないけれど
貴方のためになりたいの
私は貴方の苦しみを分かってあげられない
私の貴方の悲しみを理解してあげられない
それでも!少しでも!
頼って欲しいの信じて欲しいの
分かるように努力する
感じられるように隣にいる
たとえ私が救いようのないクズだとしても
貴方のためになるならばそばに置いて
たとえ私がとんでもなくバカだとしても
貴方のためになるなるば隣にいさせて
使い捨ての私に出来る些細なこと
怖くて怖くて仕方がなくて
いつまでたっても決心はつかなくて
今日もまた引き返す
扉の一歩手前まで来ているのに
どうしても開ける勇気がない
立ち向かわなきゃ分からないのに
挑戦しなきゃ分からないのに
躊躇ってその場で足踏みするの
頑張ろうとしているの
前を向こうとしているの
でもねやっぱりまだ難しいみたい
ほら今日も
開けないLINE
ふわりと香るその匂いは
少し大人でツンとするの
揺れると香るその匂いは
少しお茶目で笑顔になるの
脳に残り香るその匂いは
少しだけ気分が悪くなるの
意識しないと香らないその匂いは
香水じゃなくて貴方の香り
そっと触って香る匂いは
私が貴女に惚れた香り
君が笑うことが何よりの幸せで
君が泣くことが何よりの苦しみで
君のためにそばにいれることが
すごくすごく嬉しくて
たとえ君の声が聞けなくても
たとえ君の声が聞こえなくても
ただ隣に居たいって想う
手を握っていてくれるだけで
ぼくの心は満たされる
そこに居てくれさえすれば
ぼくは命以外何も望まない
君のために生きていたい
君のために死にたくない
感覚すらも共有して
君と同じになりたい
言葉はいらない、ただ・・・
どんな記憶も記録しておかなきゃ
いずれ忘れてしまうの
どんなにすごいことでも
どんなに感動したことでも
鳥のように飛んでいってしまうの
でもね
私の日記帳には何も書いてないの
残しておきたいことは何もない
遺したい出来事は何もない
だって私は
永遠を生きて
永遠を記憶して
永遠に忘れていくから
(事実ばかりが日記に書かれていても面白くないだろう?そう言って微笑んだのはどのくらい前のことだっただろうか。)