19.
あ、私今幸せかも。
ふと、そう思える日常が欲しい。
何気ないことで笑って、何気ないことで泣いて、何気ないことで怒って。
あー。
私って、何気ないことでこんなに感情出せて幸せだな。
って、思えるように生きたい。
私だけじゃ作れない日常を、たくさんの人と作りたい。
私の楽しいを、悲しい、怒りを、たくさんの人と共有して、色んな考えを持って、心の底から幸せだなと思える日常が欲しい。
そして、その日常を、あなたに贈りたい。
18.
俺以外を見るな。
俺以外と会うな話すな笑いかけんな。
俺以外を愛すな。
俺以外と幸せになるな。
俺のために苦しめ。
俺のために喘げ。
俺のためだけに生きろ。
俺がお前を不幸にする。
17.
ただあなたを求めてた。
他の誰でもないあなたを。
ただ、そばにいてほしかった。
ただ、振り向いてほしかった。
ただ、愛してほしかった。
そう、望んだだけなのに。
16.
期待されるのは嫌いだ。
「将来の夢は何?」
「警察官です。」
「すごいね!将来が楽しみだね!絶対なれるよ!」
「○○責任感あるしね!楽しみにしてるよ!」
小さい頃から誰かを助ける仕事につきたかった。
誰かの支えになることをしたかった。
そうして、沢山考え、悩んだ末選んだ『警察官』という道。
決して楽ではない道。
誰もが私に期待の眼差しを向ける。
親も、友達も、先生も、私の周りにいるみんなが。
応援してくれるのは嬉しい。
でも、期待はしないでほしい。
もし私が受からなかったら、道を諦めてしまったら。
そんなことは決してない。
でももし仮にそうなった時、勝手に期待して勝手に応援してくれた人達は。勝手に幻滅するだろう。
「最初から無理だったんだよ、まぁ難しいから仕方ないよ、またやりたいこと見つけよう。」
なんて適当な言葉であしらって、もう二度と期待なんてしなくなるだろう。
だから私は期待なんてされたくない。
15.
初めて出会った君。
初めて見たとき、全てを好きになった。
たまに会う朝。
見かける度に想いが積み上がっていく。
あなたは毎回「あっ。」っていう顔をするよね。
あなたに会えるかもと毎日朝家を出る前必ず鏡をもう1回チェックするんだよ。
あなたに好かれる準備はできる。
だからさ、早くあの子のことは忘れてよ。
あの人はあなたを振った過去の女。
前を見てよ。いつまでも傷ついていないで、近くにいる。
私を見てよ。