宵風に吹かれたい

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12/25/2025, 5:20:06 AM

いつだったか。

あの人の手の冷たさに笑ったのは。
あの人の淹れたココアを飲んだのは。
あの人が私に口付けをしたのは。

いつだったか…

もう、新しい相手がいるよ。
あの人と一緒に来たイルミネーションに、違う人と来たの。
手はあったかいし、オシャレなイタリアンを食べさせてくれる。
でもね、その唇が私に触れることはないの。

ねぇ、もう戻れないね。…あなたが欲しいよ。

12/17/2025, 12:53:45 PM

私は雨が好き。


雨の日は音がうるさくて安心する。
口から漏れ出す小さな声がかき消されてしまうから。

雨は濡れてしまうから好きだ。
目から溢れ出る弱さが誤魔化せてしまうから。


雪の日は音が静かで落ち着かない。
私1人が取り残されたようだから。

雪は溶けてしまうから嫌だ。
どれだけ隠れようとしても見つかってしまうから。


私は雪が嫌い。

12/15/2025, 9:40:04 AM

『人は星になりたいらしい。

誰もが目を奪われる、そんな存在になりたいらしい。

お空でキラキラ輝けるようになりたいらしい。』

人間は手に届かないものを欲しがるし、手の届かないものになりたがる。
だって人間は自分より下に人がいないと生きていけないから。
上を見て悔しがるより、下を見て安心する。
なんとも哀れな生物だろう。

ん?あぁ、そう。大正解。君だよ君。
コレは哀れで醜く汚い君のこと。

大丈夫。君も死んだらお星様なんだからさ。

12/12/2025, 7:04:48 AM

窓から夜空を眺めた。
星なんてないし、月も出てない。真っ暗な空。

寝られないから、寝たくないから、窓を開けて冷たい夜風にあたる。あぁ、冷たい。生きてる。
変な実感を得ながら息をする。

いつの間にか朝日が昇る。
無慈悲だなぁ。でもね、私は大丈夫。
寝ない限りは明日じゃないんだって。
ねぇ、そうでしょ?

明日なんて来なくていい。でも、明日は平等に来るって言うなら、私は意地でも今日を生きてやる。

明日に希望なんか持ちたくないから。

12/11/2025, 5:52:40 AM

『小さい頃は神様がいて不思議に夢を叶えてくれた』

そんな歌詞があったな。
確かに、神様がいると信じていたし、自分が願ったことは全て叶っていた。
私中心に世界が回っていると、信じて疑わなかった。

母も、父も、友達も、子供の頃は優しかった。
誕生日にはケーキがあって、クリスマスプレゼントが届いて、皆んなが明るく話しかけてくれた。

大人になってから気付いたんだ。
誕生日なんて日常の延長に過ぎなくて、サンタさんなんて居なくて、笑顔の下には影がある。
皆んな、大人になると自分の事で精一杯なんだ。

あぁ、もう一度。やさしさに包まれたなら。

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