NoName

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1/20/2024, 3:27:22 PM

夜中、ふと目が覚める。
また夢を見た。

ここ最近は決まって同じ夢を見る。
貴方と私の過去。
幸せに笑い合っていた頃の夢。

過去の夢を見て、過去を思い出して。
過去の私にまで自信をなくしていく。

欠片しかなかった私の自信は粉々に砕けてしまう。

思考が沈んでいく。
昏い深い海の底まで。

今更悩んだって変わらないのに。
今更自信をなくしたってもう助けてはくれないのに。

思考が底についた。
いつのまにかまた眠っていたようだ。


そんな私を海の底から引き上げてくれるのも、
いつだって貴方との記憶なのだ。

1/18/2024, 4:03:35 PM

あの日、あの時、君との思い出を大切に書き残していた日記。
新しいページに書き残すことは、もう、ない。

だけど願ってしまう。
君と私の時が動き出すことを。

どうしたって願ってしまう。
心の底に沈んでいる閉ざされた日記をもう一度開けることを。

1/6/2024, 2:09:44 PM

君の笑顔が好きで、
君の声が好きで、
君の匂いが好きで。

ただ、君が好きなだけ。

君と一緒に笑っていたくて、
君と一緒に色んなものを見たくて、
君と一緒に色んな場所に行きたくて。

特別なことをしなくたって、
特別なことができなくたって。

ただ、君と一緒にいたいだけ。

12/25/2023, 10:10:27 AM

クリスマスの過ごし方が変わったのはいつからだろうか。

貴方が私に目を向けなくなってからだろうか。
私が貴方の優しさに気づけなくなってからだろうか。

昔はあんなにも幸せな、キラキラな、
尊いクリスマスを過ごしていたのに。

今はこんなにも寂しく、シンシンと、
寒いクリスマスを過ごしている。

昔のように戻りたいと思っていても、
そんなに容易くないことはわかっている。

でも、もし私に1日遅れのサンタさんが来てくれるのなら。
いつものクリスマスを。
昔のような暖かなクリスマスを。
あの人と一緒に過ごせる穏やかなクリスマスを。
明日、枕元に置いておいてくれないかな、なんて。
思ってしまうのはいけないことだろうか。

12/12/2023, 11:04:56 AM

言葉がなくたって、
気持ちがあればきっと通じ合える。

言葉がなくたって、
心と心が通じ合っていればきっと私たちは息ができる。


目が合うだけで言いたいことがわかる。
ふとした素ぶりでやりたいことがわかる。
纏う空気で考えていることがわかる。

心と心が、私と貴女が。
そばに居るからこそ、
隣にいるからこそ、
私たちは息をすることができる。

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