胸に手を当てて
優しい 命の鼓動を感じる。
そっと目を閉じて
瞼の裏に君を感じる。
ゆっくり 息を止めて…
君のことばかりを考える夜。
同じ人間なのに
好きも嫌いも
考え方や性格
胸の鼓動も少しだけ
違っていたりして…
そんな当たり前のことすら
愛しい 奇跡のように
感じてしまうよ…。
眠れない夜が終わって
また君のいる
今日がはじまる…
胸に手を当てて
そっと目を閉じて
ゆっくり息を止めて…
優しくて
少しだけ早くなる鼓動
君が生きてる…
そんな幸せと一緒に
ゆっくりと息をはきだした。
- insomnia… -
君の無邪気な笑顔に
呼吸(いき)を忘れた。
ずっと みつめていたい…
優しい夜風と
穏やかな星空
薄明かりの街灯に
愛しい横顔…
一瞬を そっと閉じ込めて
まるで 時間をとめる魔法みたい。
君にも伝わるといいな…
僕はこんなにも
君への鼓動を早めてる。
1… 2… 3…
踊るように
同じ色のタイルを選んで歩く
静かな夜に響いた
無邪気な笑い声と
星空のダンス。
- 星空のダンス -
君がいた日々は
本当は幸せだったんだな…
くすぐったい
馴れ合いの距離も
ほんの少しの
窮屈感も…
君がいなくなって
また欲しくなってしまって…
こんな僕はどうかしているね。
穴だらけのコルクボード
溢したコーヒーの染み
右側の空いたソファー
言うことをきかないトースターに
君の頬杖…向かい側のテーブル…
もう君は居ないのに
まだ こんなにも
君の声が響いてる。
そっと
季節の栞を揺らす風が吹いた
「ねぇ…」
ふいに僕を呼ぶ
君の声みたいに…。
- 貝殻 (シェル) -
あなたはいつも
優しくて
泣き虫な私のこと
ぎゅっとしてくれる
あなたはいつも
まっすぐで
あなたがしてくれる
二人の未来の話…
いつも私をドキドキさせる
あなたはいつも
弱さを見せない人だから
たまに不安になる…
いつも あなたは
この心の真ん中にいて
あなただけを刻みながら
この胸の鼓動は優しく高鳴ってく…
甘え下手で
不器用な あなただから
たまには私から
ぎゅっと後ろから
抱きしめてあげるの。
- あなたへ… -
笑ったり…
怒ったり…
落ち込んで…
泣いていたり…
君はいつも
忙しく表情を変えてく
僕の太陽のような人。
君が笑うだけで
この心は満たされて
怒る君がいれば
またひとつ 君のことを知った
落ち込んでる君がいれば
その儚げな横顔に
愛しさを感じて
泣いてる君がいれば
その涙ごと
君のこと守りたくなる…
こんな気持ちを
言葉にしたら
一体、君はどんな顔を
僕に見せてくれるかな…
柔らかい風が吹く春に
木漏れ日に照らされた
君をみつめて
僕はただ…
そんなことばかり
考えてしまうんだ…。
- 木漏れ日のラブソング -