窮屈で
息がつまりそう…
希望や夢
そんな言葉たちが
人知れず殺されてく
この世界の片隅で…
聞きたくないノイズに
耳を塞いで
見たくないリアルに
目を背けて
差し伸べられた
その優しさも
この世界の中では
哀れみに感じてしまうんだ…
生まれてきた意味さえ
こんな世界の中じゃ
無意味にすら思える。
僕たちは
きっと
幸せになる為に
生まれてきたはずなのに…。
- リアル -
どうして
君を前にすると
素直になれなくて
どうして
他の男と話す
横顔に胸がざわついて
どうして
ひとりの夜に
考えるのは
君のことばかり。
今 何をしてるの…
誰を想ってるのかな…
どうして…
こんなにも
不安定で
呼吸(いき)するだけで
苦しいはずの
乱れた鼓動が
今は 少しだけ
心地いいんだ…。
思うままに
夜空を見上げて
君じゃなきゃ って
そんな理由
星に重ねて 数えてみたりしてさ
はやく眠れない
夜なんて明ければいい…
あぁ…
どうして
こんなに好きなんだろ…。
- 恋 -
きっとね
叶わないことの方が
多いから…
何度も
何度も…
弱気になって
何度も
何度も…
諦めたくなる
一方通行な この想い。
大好きだよ…
あなたの腕の中
幸せを感じて
眠る夢をみる。
大好きだよ…
あなたに伝えらないから
せめて
束の間のぬくもりを
この夢の中
少しでも長く
ずっとみていたいんだ…。
- アナタノユメヲ… -
君と別れた
ひとりの帰り道。
ついさっきまで
隣には君がいて
右肩に残る
微かなぬくもり。
見慣れた 何気ない景色も
駅まで続く
長い 長い 枯葉の並木道も
どこか 違う景色に見えたから
遠回りをして
ふいに見上げた
夜空に想いが
雫になって 溢れそう…
今着いたよ
すぐ会いたくなるね
君からのLINE
そんなひとことが
僕の胸の深いところ
じんわり 溶けていく。
今すぐに かけだして
抱きしめたいよ…
同じ夜空を
君もみているかな…
優しい気持ちと
溢れてく愛しさで
左に傾いた
綺麗な 今夜の月を…。
- 三日月のラブソング -
キレイな景色を探して
此処に辿り着いたよ…
たくさんの不揃いも
不器用な優しさも
繋いでくれた 大きな手…
あなたに恋した
あの日から
私の世界は
カラフルに染められてく…
隣で寝息をたてる
無防備な寝顔に
そっと 口づけを…。
幸せな景色を探して
此処に辿り着いたよ…
世界一 幸せな景色は
遠回りも涙も
たくさんあった
長い旅でした…
そして あなたでした…。
- colorful ~幸せな景色~ -