DAISUKE.

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1/7/2024, 9:22:22 PM


雪が降らない この街に

もしも…

雪が降ったなら

この胸の中

想いの全て

君に伝えよう…


落ち葉に埋もれた

そんな臆病な気持ちを

冬のせいにして

1人で歩く

月のキレイな帰り道。


笑うと細くなる目

肩までの髪に

少し低めの声を

気にしているところ…

冬空の星を数えて消える

大きく吐いた白息。


もしも

この街に雪が降ったら…


そんな奇跡みたいなこと

もしも起こったなら


君が好きなんだ…


そう言って


君のこと 抱きしめるのに…。




- if... -










1/7/2024, 9:00:24 AM


この命を

全部つかって

1秒間に 1人…


すれ違っても

この地球(ほし)に生きる

全ての人に

出逢うことなんてできなくて…


そんなこと

ふと 考えていたら

昨日の喧嘩の理由も

溜まってた小さな不満も

少しだけ

ちっぽけに思えてきたの。


同じ 時の中で

小さな地球(ほし)の

広い世界の片隅…


君と一緒にいる

そんな偶然みたいな何かを

ちょっぴり…

大袈裟な名前で呼びたくなったんだ…。



- 赤い糸 -





















1/5/2024, 7:53:16 PM


空を染める黒が

長いからこそ…

そこから見えた

小さくのぼる朝陽(ひかり)に

儚さに似た

こんな感情(おもい)を抱くのかな…


まぶしい 朝焼けに

包まれていく

見慣れたはずの

愛しさが…

切ないくらいに綺麗で


何故だか

ふいに 君が

連れていかれちゃう気がするから…

思わず この腕のなかに

閉じ込めるんだ。


狂おしいくらい…

なんて

今日の僕はどうかしてるね…。


冬晴れの空に

五線譜を広げて

こんな愛を並べてく…。



- crazy love... -










1/4/2024, 3:41:02 PM


同じ1歩を

一緒に歩いても

あなたの1歩は

私の半歩…先へ行って


また1歩…

一緒に歩いたら

あなたと私の距離が

1歩離れてく…


このまま一緒に歩いても

いつか あなたが見えなくなるのかな…

そっと あなたの背中につぶやく。


冷たい 強い風が

ヒューっと

耳元を通り過ぎた…


少し視線を上げた先に

私を見つめる

あなたのつま先と

私を待ってる

あなたの手のひら

じんわりと あなたの優しさが

私に溶けていくみたい…


そっと繋いだ手に

ぎこちない

あなたの歩幅…


きっと 幸せって

こんな風に

あなたの隣を

同じ速さで歩いていける

ただ それだけのこと。


ぎこちなく歩く

あなたの歩幅に

そんなことを想って

幸せを そっと かみしめるの…。




- ふたつの歩幅 -





















1/3/2024, 6:45:31 PM


「初日の出見ようよ」


寒さが苦手な

眠気だけ残る

僕の身体を揺さぶりながら

君の声で目を覚ます。


ベランダに出て

少しずつ黒から青に変わる

空を眺めながら

楽しそうに話す横顔と

あくびと一緒に漏れる 適当な相槌

二人…暖かい大きなブランケット


気がつけば東の空からのぼる

オレンジの光に包まれていく

まっすぐを見つめた君の横顔に

愛しさと幸せの意味を重ねた


ずっと一緒にいれますように…


そんな くすぐったい

気持ち隠すように

あくびと一緒に

白息になって

眩しい朝焼けに消えていく…。




- 幸せの意味 -









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