DAISUKE.

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12/12/2023, 6:33:15 AM


忘れられない 恋の話


忘れたくない 君の話…


また1つ 歳を重ねて


強くなったはずの 心も


君と同じ 香水をつけた


誰かとすれ違う度に…


僕と同じ名前を呼ぶ


誰かの声に…


少し 息がつまって


何でもないフリなんて


できなくなってしまうんだ…。





- ひとり 想う -







12/8/2023, 9:23:05 PM


君を幸せにすることが

僕の使命だと…

口に出したことはないけれど

静かに だけど

本気で そう思っていた。



会えない距離や時間が


急に おし寄せる不安が


上手く進めない理不尽が…


僕から優しさを奪ってく。



この恋の終わりに

大好きだった

君の笑顔は

「もう…終わりにしたい」

って泣いていた。


わかった…


そんな一言じゃないんだ。


もう届くことはないけれど


ありがとう


ごめんね…


静かに頬を伝う


通り雨に…


そっと そう呟いた。




- ひとりごと -

12/6/2023, 9:27:50 PM


そっけない態度も

興味のないふりも

身の丈に合わない

私の小さな 背伸び。


あなたは 穏やかな

おひさまみたい…

誰にだって優しくする


今だって

ほら…?


「可愛くねぇな」


そう 優しく笑って

私を抱きしめる。



「もう…やめてよ」


いつだって そう

あなたを独り占めしてたくて

私はいつも 逆さま…。




- 可愛くない… -









12/1/2023, 10:40:35 AM


2人は きっと

長く居すぎたのかな。


僕は君の

君は僕の

知らないこと

何もないみたい…

そう思っていた


あの日の君が

僕の知らない顔して

涙を流すから

呼吸を忘れて

深い海に沈んでく


台所に残ったシミも

2人掛けソファの右側も

こんな日がくるなんて

知らずに笑っている2人の写真が…


泣かないで…


そう言って

思い出の中に

僕だけを取り残してくみたいだ…




- Be left behind... -

11/30/2023, 9:19:26 AM


鼻の奥をツンとさす

冷たい風が

今年も この街に吹いた


長いような…

やっぱり少しだけ

どこか 短く感じた

暦のページに手をかける


1人で歩く街には

聴き慣れた音楽と

鮮やかなイルミネーションに

恋人達が優しく寄り添って

会いたい 気持ちが

足早に息をする。



人の群れをかき分けて


改札を駆け抜けて


君に会いにいく。



やっと会えたね…


冬のはじまりが


もっと 君を愛しくさせる。




- 冬の足音 -





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