DAISUKE.

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11/1/2023, 8:36:35 AM


テレビから

ノイズのように入ってくる

胸が痛む ニュース。


親が子供を虐待…

何の罪ない 幼い純粋な命が

奪われるという現実


命に大人も子供も

重いも軽いも…

きっとないのはわかるんだけど


身勝手に奪われる

幼くて 純真無垢な命

ちゃんと 言葉にしきれないけど

深く 思わされるし

胸にずっしりと重くのしかかる。


今日もテレビでは

政治家の表面上を取り繕ってる話や

芸能人のゴシップばかり流れてる


もっと この小さな命が

尊い命が守られる

世の中に…

世界になってほしいと願う。



- 僕の理想郷 -

10/31/2023, 9:03:40 AM


BVLGARIのブラックの香水を

もう17歳くらいから

ずっと使ってる。


バイト終わりに

姉さんみたいに慕ってた

だけど…どこか少し意識してた

その人が使ってた香水。


たった2つしか年の差はないのに

甘くて 大人っぽい

そんな匂いに…

自分がまだ子供だと自覚させられる。


あれから もう長い時間が過ぎて

最近知ったけど もう廃盤になったらしい

残り少ない 入れ物を見つめて

憂鬱な気持ちと

この香水との出会いを懐かしく思う。



- 香水 -

10/29/2023, 11:51:35 AM


この恋の物語の主人公は彼で

ヒロインは もちろん 君で…。


彼には君が とても似合ってる

君にも彼が 悔しいくらい

とても似合っているよ…


その物語の中で 僕は

そっと 震える背中を押して

笑わせるだけの ピエロを演じる。



そして 君は彼のもとへ かけだしていく


そんな後ろ姿を見る度

ナイフで刺されたような気持ち…


息が上手くできない


苦しくて 苦しくて…


痛い…。



きっと 君が知ることのない

そんな もう1つの恋物語を

僕は生きている。




- ピエロ -



10/28/2023, 11:47:57 AM



小さい頃 悪いことをすると

よく外に出された

令和の今じゃ きっと考えられないかな


田舎の少し山の方

街灯もなくて

少し離れた場所からは 草の匂いがして

頬を伝う涙がしょっぱくて…。


暗がりの中を

まばらな民家と星の灯りをたよりに

あの小さい町を見下ろせる

ガードレールを目指して歩きだす


ごめんなさい…

絶対に言わないんだ

体育座りしながら

母への恨み言をつぶやく


トントン…

後ろから肩を叩かれて

ゆっくり振り向く

我慢してた涙が ワァっと流れた。


少し呆れ顔の母の胸に飛び込んで

また 溢れた感情がいっきに流れる


ごめんなさい…


そう言った僕の頭を撫でてくれた

町の灯りと月に照らされた

あの頃の 母の顔を思い出す…。




- Mother... -

10/27/2023, 8:40:44 PM


私 アールグレイにしようかな…



いつも見ていた同級生の恋人が

急に大人びて見えた。


アール…グレイ?

知らない単語に動揺しないよう

つられて 美味しさもわからない

アメリカンコーヒーを注文する。


テーブルに置かれた

小さなティーカップからは

紅茶のとてもいい香りがする


アールグレイって紅茶なんだ…


そんなことを思いながら

苦いでしかないコーヒーを

ゆっくり 少しずつ口にはこぶ。



- アールグレイ -









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