8/5/2025, 4:18:33 PM
確かにあの魔女はそう言っていた
期限内に想い人と結ばれなければ
海の泡となって消えていく、と。
なぜ?
わたしは紛い物の足のまま
蜜月を過ごすふたりの船の上にいるのか
未練から亡霊になってしまった…
と思っても、素性の知れないわたしを
家族のように優しく迎えてくれた
あの方は、今も優しくわたしに微笑む
数秒の差ですれちがったその娘に
向けられる甘い甘い微笑を見る度
こんなことならいっそう
泡になりたいと願ってしまう
泡になりたい
8/2/2025, 4:29:11 PM
砂浜に拾った枝でちょちょいと書くの
遠い水平線を見つめるあなたには
とどきっこないですもの
書いたもじは
あっというまに波飲まれて消えてしまう
気づいてほしい、
掴めない海と空の果てより
近くにわたしがいることを
波にさらわれた手紙
7/9/2025, 4:05:33 PM
届けないならなにも届かない
想っていても伝えなければ
なにも思っていないんだ、と。
幾千の言葉から
貴方を想うこの気持ちを
じょうずに届けられるだろうか
言葉は紡がなければ言葉にならない
ひとつ選んで、これじゃない
これかもしれない、を繰り返し
はじめて言葉になる
すてきな“想い”があるのだから
すこしの勇気を持って
届けなくちゃ
届いて……
7/8/2025, 5:06:23 PM
何度訪れても忘れられないのは
やっぱりはじめて来た日のことだと思う
幼い時に夢に描いた世界が
目の前に広がって、
憧れの海の景色の中へ自分も溶け込んだ日
あの日の景色
7/7/2025, 3:52:01 PM
年に一度だけ会える、
そのためにまじめに働けーっ!って
うちらだったらこっそり会っちゃうよね
うんうん、川なんて泳いで渡るし
年一なんて耐えられない、
明日もほんとは会いたいんだよねー
でもまじめに働けーっ!って言われるし、
ね?
怒られない程度にあそぼ、
そして、まじめに働こーっと!
願い事