5/25/2023, 4:17:34 PM
わたしの心はどこか静かな庭の中にあって
そこは永遠にぽつりぽつりと雨が降る
庭に踏み込んで
わたしに傘を傾けてくれる人もいたけれど
腕がいたいと出ていってしまった
それに、冷たく濡れたわたしに傘なんて
いまさら差し出されても意味はない
ただ、貴方だけは違った
傘を差し出すわけでも
顔を拭う布を渡すこともなかった
この冷たさが君を苦しめているなら
いつか日が出てくるまでここにいよう
ただ隣で一緒に雨に打たれていた
この雨が降り止んだら貴方は
どこかへ消えてしまうのだろうか
日の光を見せたい気持ちと
失いたくない気持ちがせめぎ合う
勇気の出せないこの庭はいつまでも
静かに冷たい雨を降らせていた
いつまでも降り止まない、雨
5/24/2023, 4:14:29 PM
あの頃の不安だったわたしへ
ねえ、少しだけ耳を傾けてくれる?
信じて貰えないかもしれないけれど
あなたが今見ているその素敵な夢は
叶う日がくるよ
とても簡単ではなかったけれど
今あなたが見ている世界より
もっともっと素敵な世界へ
踏み出せるから
不安と、すこしの勇気を抱えて
飛び出してみるといいかもしれないね
5/23/2023, 4:41:28 PM
かけられた言葉は身に染みて落ちず
自分はダメだから、そう自分が1番苦しめて
出来ない理由を積み重ねては
どんどん自分を憎んでいく
可哀想な自分でいることが
1番楽だと気がついた時にはもう
逃げられない
逃げられない呪縛
5/21/2023, 4:29:18 PM
なにもかも透かして
どこまでも清く深いあなたの心に
触れてしまったら
わたしの穢れで濁ってしまうのではないか
怖いのです
_透明な水
5/17/2023, 4:40:39 PM
この時間の外を歩くと
自分以外滅びてしまったような
寂しさと高揚感の
非現実的な世界にゆける
1台のトラックがそんなわけないだろと
言わんばかりに地面を揺らして
通り過ぎてゆくまでは
_真夜中