春小豆

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1/15/2023, 10:12:11 AM

それはスノードームみたいに、
きらきら幸せがふたりを包んで
舞っている。

ほかの誰もを中に入れないみたいに。

きみのひとみには、わたしだけ。
わたしのひとみには、きみだけ。

この世界はふたりだけ。


__この世界は

1/14/2023, 3:35:57 PM

どうして太陽はいなくなるの?

どうして影はずっとそばにいるの?

どうして水はつかめないの?

かつて小さなわたしが大人たちを
困らせた 連続どうして攻撃。

子どもは好奇心、興味がわけば
それはそれは、とんでもない量の
どうして攻撃を発動する。

大きくなったわたしにも
答えられないどうして攻撃を
したものだ。

今ではわたしの可愛い子から
どうして攻撃を受けている。

それにわたしも反撃だ!
どうしてあなたはそんなに可愛いの!

__どうして

1/13/2023, 7:00:18 PM

空に浮かぶ雲は大きなクジラだし、

わたしは世界を救うスーパーヒーローだし、

お昼ご飯はいちごのパフェ!

それから…星を見る魚たちの、国を通る線?

「こらっ、また居眠りしていたの?
この問題の答えは…」

いっけね、またまた机の上でわたしの夢を
広げてた… 今はなんの授業だったっけ?

重たいまぶたを持ち上げて、教科書から答えをさがそうにも、考えることはさっきの夢。

空の雲はクジラじゃない、わたしはヒーローでもなければ、お昼はパフェでもない。

うーん、世界の平和を守るのはパフェだ…

わたしはまだまだ


__夢を見てたい

1/12/2023, 12:58:58 PM


ぼくの膝の上は
ふわふわの君の特等席。

こいぬの頃からおおきくなっても
ずっと膝の上にいたがる君。

あたたかくて柔らかくて
ぼくは幸せ、君も幸せ?
だといいな。

でもそろそろ足がじんじん痺れてきたよ。
うれしいんだけど、
ぼくの限界がきちゃいそう。

ああもう、かわいい寝顔に言えないよ。

__ずっとこのまま

1/11/2023, 2:21:24 PM

それは、雪が降ったから、じゃなくて。

強い風が頬を撫でたから、じゃなくて。

それは、あなたというひだまりが離れていったから。


1年最後のイベントに、
電子の粒が街を輝かせている。
子どもの頃から家族、友達と賑やかに過ごすその日も、大好きなあなたと2人で笑い合うその日も大好きだった。

どんなに寒くても心があったまるその日が大好きだったのに、

あなたからのさよならで、ろうそくの火を消すように、わたしのひだまりが消えていった。

まあ、大丈夫だよって冷たい風がわたしの背中を押した。


___寒さが身に染みて

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