視線の先には母がいる。
視線の先には父がいる。
視線の先には姉がいる。
私の好きな物がいっぱい見える。
視線の先には親友がいる。
視線の先には友達がいる。
視線の先には先生がいる。
私の嫌いなものがいっぱい見える。
スマホで貴方と会話をする。
いつか貴方をこの目で見てみたい。
そう思ってたよ。
もう私の視線の先に貴方がいる未来は無くなったけど。
『視線の先には』
私の特別は貴女だけだから、
あなたの特別も、私だけが良かった。
『私だけ』
幼稚園の時、間違ったことをして先生に怒られた。
凄く昔のことなのに、今でも表情だったりなんなりが
頭に浮かんできて苦しくなる。
小学生の時、勉強が嫌になってやらなかったり、給食を残すと怒られた。
宿題をやらなかったのは私が悪いと思うけれど
給食を残しただけで生徒を責める先生のことはどうかと思う。
中学生の時、授業で指名され、分からず答えられなかったら色々先生に言われた。
「小学校卒業した?」とか「小学生以下だよ」とか。
先生は冗談で言ったのかもしれないけれど、
私は本気で傷ついた。
学校以外でも、どんどん心の傷が増えていった。
親に、友達に、姉に、いろんな人に。
さまざまな人達に傷を負わされた。
私のことを知ったかぶって、私のことを全て知ったように。
私に言葉の刃を向けた。
その度に思ってしまうんだよ。
「お前になにがわかんだよ」って
『遠い日の記憶』
晴れの日の空は、
眩しくて鬱陶しい
曇りの日の空は、
真っ白で気持ちもスッキリしない
雨の日の空は、
めんどくさいなって思っちゃう。
朝日が出る頃は、
少し肌寒かったり
赤く染った夕焼け空は、
もう一日終わっちゃうんだって寂しかったり
でも夜空を眺める時は、
目が痛いほどきれいな景色
『空を見上げて心に浮かんだこと』
相手を傷つけて
自分を責め続けるのも
相手を思って
自分の全てを塞ぎ込むのも
過去に縛られて
今を必死に生きないのも
一旦考えるのをやめちゃって
それを全て乗り越えた時
大切な人たちに囲まれながら
人生の全てを、 終わりにしよう。
『終わりにしよう』