桜散る
実に桜がきれいだ。桜はもっときれいになりたいと思っている。大学を受験する人も努力にきりがない。親御さんも一生懸命だ。はたから見たら実に滑稽にみえる。何故なら桜はそのままで十分きれいだからだ。人は時におかしなことに力を費やす。もったいないと思う。人生に無駄はないという。でもいらない苦労はしたくないと思う。自分の子供には苦労させたくないと思う。それだから親御さんは子供たちを大学に進学させるのだろう。生活保護を受けていると大学へは行けないらしい。大学だけが人生ではない。働く喜びもある。働きながら学ぶことも出来る。学びと働くこと。どちらも人間の成長に欠くことはできない。
ここではない、どこかで
私は犯罪心理学者ではないから、詳しいことは分からない。しかし動物には危険を察知する能力があるらしい。戦争が起きる前後には犯罪が増えるらしい。あくまでも私の観察だが。昨今の社会情勢は確かに不気味に思える。心が病んでいるとしか思えない。人間は犯罪に遭遇するとダメになるらしい。子供には悪い影響から遠ざけておくべきだ。知らないうちに心が悲鳴をあげている。
届かぬ思い
私がこんなにもあなたのことを思っているのにどうして分かってもらえないの?と脳がつぶやく。すべてはここから始まる。いろいろ原因を探す。何故、からだが思うように動かないのか?好きな人の前では緊張するのが善人の常。思うように話せない、思うのと違う行動をとってしまう。何故にもっと素直になれないのか?私はただ目立ちたいだけなのか?好きな人に私のことを覚えてもらいたいだけなのか?好きな人に意地悪をするのは子供の世界ではよくあること。人を好きになると、人それぞれの反応が現れる。黙って心の中にしまっておく人もいる。私は黙っているタイプかもしれない。
神様へ
NHKの銀河テレビ小説「早春の光」を思い出した。流れた曲はビートルズのイエスタデイ。イエス様とは関係ないらしい。原作は曽野綾子の「21歳の父」だ。ひぐらしのような鳥には、大空を翔ぶ鳥の大志は理解できない、と言う中国の故事にちなんだ作品だ。他人の気持ちを理解することは困難なことを表している。そうなんだ、鳥たちは自分のことで頭はいっぱい、邪念が無いと思った。
快晴
同じ快晴の空の下にいろいろな人がいる。天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらずと言った。不条理を感じるのは私だけではないらしい。同じ病気にかかっても生きる人もいれば死ぬ人もいる。同じ戦争でも生きる人もいれば死ぬ人もいる。同じ給食を食べても生きる人もいれば死ぬ人もいる。こんなことを考えるから背が伸びなかったのかもしれない。やはりよく眠ったほうが人間は大きくなるようだ。